最終話「羞恥なパーキングエリア」


羞恥アイテム、”ノリノリ快感すてーじ”によってノリにのって恥かしい 事をする純美。 3エロトリオたちはまだまだ満足出来ず、次なる手を考えていたのだ。 「バスガイドのお姉ちゃん。そろそろショーツを脱いでーー」(男子一同) 「どーしようかなぁー?そんなに見たいのー?」 「見たーい♪早く脱いでぇぇー♪」(男子一同) 「んもう。じゃあ脱いで見せちゃおかなぁぁーーでも、やっぱ止めようかなぁー」 「でも、お姉ちゃん、腰に勝手に手がいってるよぉぉーー」(男子一同、笑!) 「うそぉぉーーイケナイお手手ね。めっ!」 「あははははははーーー」(男子一同) 「脱ぐのーどーしーよーかなぁぁー」純美は妖しい目つきでチラリと見たので あった。 「本当は早く脱ぎたいんだぁぁーー」(男子一同) 「そ・そんな事あるわけないでしょ。」 「じゃあ、脱がなくてもいいのー?お姉ちゃんーー」(男子一同) 「んもう。みんなの意地悪っ。じゃあ、脱いじゃうぅぅ♪」 ついにショーツを脱いですっぽんぽんになった純美に男子一同は歓喜した。 だが、すでに3エロトリオたちは次の行動に移っていたのである。 「どうだ?こんな感じでいくのはいいだろ?」 「さすがでやんす。こんなサービスができるのはうちらだけでやんす」 「うん、見事だな。安さん」 「じゃあ、そろそろ近づいたからいって見るか」 「ああ、もうすぐパーキングエリアだな」 「親分、すごくドキドキで興奮でやんすぅぅーー」 3エロトリオが窓を覗くと、もうバスがパーキングエリアの中に入って きており、ここで更なる過激な恥辱行為を始めるつもりであった。 「じゃあ、みせ太郎。あれを出してくれ」 「OKある。みんなで脱げば怖くない旗あるよ」 みせ太郎は羞恥次元ふろしきより羞恥アイテム”みんなで脱げば怖く ない旗”を出したのであった。 ”みんなで脱げば怖くない旗”これを先頭の女性に持たせるとみんな 裸のままで団体行動をとってしまうアイテムであった。 早速、三瀬太はこの旗を思うがままに操っている舞子先生に持たせる ことにしたのであった。 「さあ、舞子先生。クラス女子一同の晴れの舞台、よろしく頼むぜ〜」 三瀬太に渡された旗を持った舞子先生が全裸になってバスから降りて いく。 そして、その旗に従って他の女子も全ての服を投げ捨ててバスから 降りてしまったのであった。 もちろん、辺りにいた他のクラスの大歓声が響きだしたのは言うまで もないだろう。 「おおぉぉぉーー!今回もみせったの奴、やってくれるぜぇぇーー」 「すげぇぇーー俺、同じ学年にいてよかったぜぇぇ」 「せっかくだから、みんなでじっくり見てやろうぜ」 裸になった女子たちが抵抗しないのをいい事に、学年の男子たちが 集まって鑑賞会を始めている。 中には身体に触れてくる男子もいて、さながら危険なパーキング エリアとなってしまった。 そんな状況を学年主任のお局教師、阿嶋ががくんと腰を落として 唖然とした姿で眺めていたのであった。 「女教師いびり25人..これほど私の想像を超えた先生はあなた だけよ..くやしいぃぃ」 「親分、またお局教師ががっくりしてるでやんすよ」 「まあ、俺たちにかかればお局の性的いじめなど屁みたいなものさ」 「そうだな。さてバスから帰ってきたあとも考えないとな」 「今度はもっとすごい事をするでやんす」 「ああ、さらに恥辱なもんにしてやるぜぇぇぇーー!」 「そうだな、もっとすごい手を考えてやるぜ」 安さんの目がさらに怪しく光る。恐らく、これから相当卑猥なことが 始まるの予兆かも知れない。 そんな安さんの行動に思わず唾を飲み込んで期待する三瀬太とエロ康。 もう邪魔をするものが居ない以上、エロし放題確実なのだ。 「じゃあ、ここらで勝利のポーズでもいってみるか」 「いいでやんすね。今日こそ完全勝利でやんすね」 「ふっ、じゃあいくか」 3人が呼吸を合わせて、いよいよ勝利のポーズにいく。 実を言うと意外にも、この3人が最後まで勝利することがなく、必ず 最後でドジを踏んで失敗するのであった。 だが今回こそ、そんなドジもなく、このままエロし放題と確証した 3人だったが、実はあるミスをしていたのである。 「ごめんなさいある..許すある..」 3人の耳に何故か、みせ太郎の悲鳴が聞こえる。 その悲鳴の方を振り向くと、みせ太郎がボロボロな姿となって床で 必死に謝っていたのだ。 「み・みせ太郎!いったいその姿はどうした?」 「我輩は指示されてやったある..悪いのはあの3人ある..」 「おい?みせ太郎?」 ここで3人がようやく、みせ太郎の後ろから現れてきた2つの影に 気づいたのであった。 「影?誰かいるのか?」 「ああ、誰か当ててみな..三瀬太」 「そう、当ててみるんだな!三瀬太ぁぁ」 「そ・その声は..松さんと北先生!」 みせ太郎の後ろからすごい形相で現れた2人の男性。 そう、それはかってアイドルをしていた舞子先生のファンクラブの 会長と副会長をしていたピザ屋の松さんと北先生であった。 「親方をごまかして、ここまでピザの出前に来てよかったぜ」 「そうだな。俺もこっそり荷台に隠れていてよかったぜ」 (2人とも職場放棄してる気がするんだけど..) 「三瀬太、俺の舞子先生をあそこまで辱めるのは許せないな!」 「そうだ。俺の舞子先生を屈辱に追い込むのは許せん!」 「おい、北の旦那..舞子先生は”俺の”もんだぞ」 「おいおい、松さん。それはこっちの台詞だぜ」 突然、にらみ合う2人を見て、逃げるチャンスだと思った三瀬太たち だが、やはりそう上手くいかなかったのであった。 「今のうち、逃げるでやんす」 「おう!」 「みせ太郎、勘弁な..」 急いでバスの出口に逃げようとしたが、1人の女子がその出口を塞いで くる。 「!道頓堀っ」「そこ、どくんでやんす!」「ちっ..」 「もう、自分らの負けや!今回は諦めるんやな」 隣のクラスの女子である鯛村 主里(たいむら しゅり)がカードの ようなものをちらつかせて三瀬太たちの逃げ場を塞いでいる。 「うちにはアイテムは効かんよ。今回自分ら、やりすぎやで」 鯛村 主里。実はこの少女、かって羞見瀬斉と共に羞恥屋稼業のリーダー をしていた南町奉行所の幻の女同心、鯛村 主乃の血を引き継いでおり 羞恥アイテムと同様の効果が出せる羞恥カードの使い手であった。 ただ普段は三瀬太の邪魔をしないで傍観してる時が多いのだが、たまに 今回のように妨害をしてくる天邪鬼なところがある少女なのだ。 (あだ名は何故か主乃と同じ、道頓堀である。) 「道頓堀!まってくれ。今回は逃がしてくれよ。頼む」 「...そこまで頼まれると嫌とは言えへんわね」 「じゃあ、通してくれるんだな」 「ええよ。通りな..」 何故かあっさりと道を開ける道頓堀(主里)だが、ニヤリとした口調で こう言ってきた。 「あっ、そうや。自分らのアイテムの効果、無効にしておいたで」 「えっ..」「それって、どういうことやんす」「まさかっ!」 道頓堀が素直にドアから外に出て行くと代わりに怒りの形相をした今日美 が入ってきたのであった。 「みせったぁぁぁぁぁぁぁーーずい分、面白いことをしてくれたわねぇ」 「今日美..これはその..」 「やあ、うちはこれで..そうや、今日美。これお風呂3回やね」 「2回!」「..まあ、ええか。2回で」 「お前ら何か不毛だぞ!そのやり取りぃぃぃーー!」 「うるさいぃぃっ!さあ、どっちをいっぱい飲みたいかしら?」 そういう今日美の手には、いつの間にか、みせ太郎から奪ったりっとる茶ー とゆっくり茶々ちゃっを持っていた。 「今日美、まさかそれを飲めっていうのか..冗談だろ?」 「そ・そうでやんす..男がそれを飲んでも意味ないでやんす..」 「そうだ、俺たちはしたければ出してするぜ。ははは」 「..馬鹿ね♪ズボンを穿かせたままで縛ってあげるわよ」あっさり。 そう言うと、他の女子たちが一斉にバスの中に入ってきて三瀬太たちを縄で 縛ってきた。 「よくもぉぉーーくだらない事をしてくれたわねぇぇーー」 「あんた達のお漏らし写真、卒業アルバムに載せてあげるわぁぁ」 「ひぃぃぃーーごめんなさーい」「許すでやんすぅぅーー」 必死で許しを請う三瀬太とエロ康だが、安さんだけは何故か黙って女子の 裁きを受け入れてきた。 「う〜ん、これもそそられるプレーかも知れんな..」 安さん..あんた本当に小6か.. こうして今回も3エロトリオの作戦は失敗に終わったが、これで素直に 諦める奴らではないことは確かである。 そう、修学旅行はまだまだこれからが本番であり、すでに反省会を兼ねて 次なる作戦を企てている3人であった。 「はぁぁ〜親分。結局、今回は松さんと北先生の存在を忘れてたでやんすね」 「そうだな..道頓堀も居る事を計算に入れなかったのが失敗だったな」 「まあ、2人ともいいじゃねーか。俺は結構お漏らしプレイ気に入ったぜ」 「安さん..そんな事いうの安さんぐらいだぜ」 「とにかく今度は失敗はごめんでやんすね」 「ああ、今度は今日美を道頓堀にくっつけてやるのはどうだ」 「それはいい案だな..じゃあ、舞子先生は松さんと北先生の担当だな」 「舞子先生を外すのは残念でやんすか、しかやないでやんすね」 「じゃあ、それでいくか」 次なる作戦を話す3人だが、突如その会話に割り込んできたものがいた。 「うちの寝床に裸で放りこんでくれれば乗るで」 「実はな..1度、一緒に温泉で裸の付き合いなどをしたいんだが.. 特大ピザプラスでどうだ?」 「コホン、教育者としては不味いが、せっかくだから背中を流してもらい たいものだな..」 どうやら、未だに3人の動向をこっそり見張っていた道頓堀、松さん、 北先生であり、堂々と交渉の場に入ってきたのだ。 ちなみに別のところでは今度こそ舞子先生への性的いじめに燃える学年 主任のお局教師、阿嶋の姿があった。 「女教師いびり25人..今度こそ、この修学旅行で舞子先生を恥辱の どん底に堕としてあげるわよぉぉぉーーー」 ぼそっ「無理だと思いますが..」 「何か言いましたか?」 「いえ..別に..」(あっかんべぇぇぇぇぇぇぇぇーーー) いろいろな思惑が入り乱れてる修学旅行。おそらく、これからが羞恥の 本番の始まりかも知れないであろう... <完>


「バスガイドに悪戯を」【完】