第6話「どきどき体力測定」


 今日は朝から体力測定がある日。  きっと沙智菜ちゃんは大胆なチャレンジをしてくるはず。  今まではノーパンできているとこから、次はノーブラってとこかもぉ〜。 (はぅぅぅ〜。ブルンブルン揺らして測定なんて、たまらないわぁ)  下と違って上のほうは目立ってしまうからドキドキものよね〜。  どうせなら..もっと大胆なことでも大歓迎しちゃうぅぅ〜〜 +++++美紗里の勝手な3択予想+++++++++++++++   その1。 思い切って全裸で体力測定   その2。 薄いTシャツ1枚だけでノーブラ・ノーパン体力測定   その3。 無難にノーブラで体力測定 +++++++++++++++++++++++++++++++  ここは!是非ぜひっ、その1と2を大希望したいわぁぁっ!  全裸で体力測定なんてしたら、もう露出狂決定になっちゃうけどぉぉー  でも、まだそんなカミングアウトは早すぎるかなぁ〜。  ここはやっぱり、その3ってとこよね..  もちろん沙智菜ちゃんがノーブラなら私もノーブラで体力測定しますよ。  まあ..悔しいことに私はばれそうにないけど..(ぅぅぅぅ..)  ブラを外してノーブラの制服姿で朝食つくりに台所に向かった私だが、  また明日葉が初っ端からノーブラであることを見抜いてきたのだ。 「おはようございます..ミサリ姉さま」 「おはよう、明日葉」 「ところで..ミサリ姉さま。ブラを付け忘れています」 「あっ..う・うっかりしてたわ..」  朝食を食べに起きてきた妹の明日葉が、ずばりと私のノーブラを当てて くるとこを見ると、結構ばれやすいのかしら?  いや..そんなに目立たないはずなんだけどな.. 「ミサリ姉さま。他の人は気づかないと思いますので安心してください ませ。ミサリ姉さまのことは些細なことでも気づいてしまうのです。  おそらく自分の意思で脱いでいると思いますが、付け忘れであるかの 確認をさせていただいただけのことです」  いつものように半分近く目を閉じている冷静な明日葉が淡々とした口調 で話してくる。  まあ、私が露出狂であることも知ってるから、ごまかす必要もないか.. 「ありがと、明日葉。これはわざと外してるの。もちろん皆には内緒よ」 「わかりました。私はミサリ姉さまが露出狂でも尊敬しております。どんな エッチな格好をしても私の意志は決して変わりませんので」  ううぅ..何かすごい信頼感だわ..ここまで私の事を慕ってくれる妹は いないかも知れないわ。  けど..こんなに礼儀正しい妹なのに、母親に対する態度が豹変するのよね.. 「ミサリ姉さま、ごちそうさまです。今朝も大変、美味しゅう御座いました」 「ごちそうさま、夕食はハンバーグだから楽しみにしてね」 「ありがとうございます。では、私はお母様にご飯を持っていっていきますね」 「そうね。お願い」(あれっ..今日はいつもと違うわ)  でも明日葉が手にしたのはご飯を山盛りに盛ったお茶碗と箸だけであり、それ も何故か居間の方に持って行った。 「明日葉..そっちは居間よ..」「はい、居間です」  居間に飾ってある母親の写真の前に山盛りのお茶碗を置いて、その上に箸を 刺して手を合わせて挨拶をする明日葉。 「お母様。今朝の朝食です。今日もどうか見守ってください」 (何か..だんだんタチが悪くなってるわね..)  いつもの光景だけど、ため息が出てしまうわ.. 「はぁぁ〜、どうして母親にはこうなんだろう〜」  私が呆れている中、いつもように明日葉の後ろにお母さんがやって来て明日葉 の頭をげんこで殴ってきた。 「何をする。バカヤロー!」「どうして、毎朝こういう縁起の悪いことするかな」 「いつまでも起きないから、ここにご飯を置いただけだ。バカヤロー」 「ぅぅ..実の母親にこんな口を聞くなんて情けない、情けないわぁぁぁ〜〜。 美紗里ちゃんもそう思うでしょ?」 「大体、実の母親ならミサリ姉さまに何でもやらせるな」 「全く生意気な娘よね..ここは実力で思い知らせる必要がありそうね」 「そうか..ちょうど私も同じ事を思っていたところだ!2階で勝負だ」 「くくっ。望むところよ。腕が鳴るわぁぁ」 「ちょっとぉぉ〜、お母さんに明日葉。朝から大喧嘩なんてやめてよ」 「大丈夫です。ミサリ姉さま。これは喧嘩ではありません。修行ですので」 「ええ、修行よ♪美紗里ちゃんは心配せずに私の朝食を温めておいてね」 「修行って..まだ信建忍(しんたに)流のこと、明日葉に教えてたの? もうやめてよね..主君もいないし、流派継承なんて必要ないでしょ!」  そう、何とお母さんは信建忍流十三代目継承者なんだけど、正直なところ、主 君が居ないので意味がないものになっていた。  こんなくだらないものを継承したくないから、私は断ったんだけど妹の明日葉 が十四代目として継承しまった。  正直な話、明日葉があんな乱暴な面を持ったのは、この継承が原因だと思う。 (大体..今さら忍者なんて時代遅れもいいところよ。) 「美紗里ちゃん、信建忍流の技は残さないといけないのよ。そう、明日葉に は立派な継承者になってもらわなくちゃ」 「そうだな。先代は寝てばっかりのぐうたらだからな。誇りある信建忍流は 今やホコリだらけになってるしな」 「ほぉ〜その先代って誰のことかしら?」「鏡を用意してやろうか?」  お互いの目を見ながらバチバチと火花を散らしながら2階に行く2人。  まあ、修行といいながらも、ただの喧嘩になりそうだし..って言う前に、  お母さんって童顔で背が低いから親子喧嘩というより姉妹喧嘩って感じだわ。 (制服着たら、明日葉の同級生と言っても通りそう..)  さっそく、2階からは2人の激突音が響いており、その争いから逃げるように  お父さんと弟の優が1階に降りてきた。 「おはよう、美紗里。また始めたようだな..困ったことだな」  お父さんが眼鏡をクイクイさせながら、他人事のように言ってくる。 「美紗里お姉ちゃん、おはよ」「おはよ♪優〜。今日もかわいいわぁ〜」  くりくりした大きな目で可愛らしく挨拶する優に、ほお擦りしてしまう私。  妹といっても正直通るほど少女っぽい弟の優。いや、いっそ妹として育てた いぐらいかもぉぉ〜 「それじゃ、美紗里。あとを頼む」「はい、お父さん」  眼鏡をクイクイさせながら、朝食を取らずに出て行ってしまうお父さんを見 ると、ちょっと夫婦の危機を感じてしまいそう..  でも、未だにお母さんと2人きりになると甘えんぼになるみたいだから、ちょ っと信じられないかも..(というより見たくないな..)  ちなみにインテリ風の真面目なお父さんだけど、高校時代はラクビーをやっ ていたから意外かも知れない。  それも沙智菜ちゃんのお父さんと同じラクビー部だったから運命的なものを 感じるわぁぁぁぁーーー 「美紗里お姉ちゃん..そろそろ放して」「あっ、ごめんね。優ちゃん♪」  よく見ると、ずっと優とほお擦りを続けたままであった。  お母さんと明日葉のことはそのままにして、優に朝食を食べさせて小学校に 行く準備をさせてあげなくちゃ。  私と明日葉が3年違いであるように優も明日葉と3年違いで小4なので今年か らは高学年となるのだ。  朝食を終えた優と一緒に家を出て学校に向かう私。  まだ2階からは激しい音が聞こえてくるが、気が済むまでやらせておくことに した。  優を小学校に送ったあとで学校へ行き、さっそく身体測定が行われる体育館 に向かうと沙智菜ちゃんがいましたよぉ〜  どうやら、私の狙い通りノーブラでのチャレンジだったけど、残念なことに 上にジャージを着ていたのであった。 (それじゃ、せっかくのノーブラが目立たないじゃなぁぁーーいぃぃっ!)  まあ、下がブルマ姿ということは私的にはいいツボとなってるけど..  ちなみに私は上下ジャージです。いや、やはりクラス委員なので、羽目を外 すことが出来ないのよぉぉぉぉーーーー!  身体測定は男女一緒だから、ちょっと沙智菜ちゃんのノーブラがばれるかど うかドキドキしそうかもぉぉぉーーー。  だって、沙智菜ちゃんのおっぱいったら、動くたびにぶるんぶるん揺れるん だもん〜  パリィィーーーンン!今回も眼鏡が割れるほどの衝撃的な映像よぉぉぉーー。 (まあ、何度もいうけど、実際は割れてないわよ。それぐらいの衝撃なのよっ)  男子は結構、おっぱいを見るからこれは沙智菜ちゃんのピンチかもぉぉぉーーー  と思ったのに、くだらない邪魔が入ってしまったみたいだ。 「来崎さんっ!身体測定にバイオリンを持ち込まないで!それと帽子も脱ぎな さい」 「融通がきかないクラス委員だね〜はいはい、わかりましたぁ〜」  カウボーイハットをかぶり、バイオリンを弾きながらやってきた凛。  ある意味、ノーブラでくるより恥ずかしいわ..凛のせいで男子の視線が沙 智菜ちゃんに来ないじゃないぃぃ〜〜!ぅぅ..悲しい、悲しいわぁぁぁぁ〜  沙智菜ちゃんの方は少しホッとしており、誰にもばれてないと安心してる姿 を見るとちょっと意地悪したくなっちゃうかも〜♪ 「沙智菜、もしかしてブラつけてないの?」 「えっ!?・・う・うん..今日のブラ、間違えてきついのつけたから..」 「でも、揺れて目立ってるわよ」 「う・うん、けど胸が締め付けられると、いい結果出ないから..」 「まあ、わかるけど..」  私にノーブラが見つかって顔を真っ赤にして恥ずかしがる沙智菜ちゃん。  これよっ。この恥ずかしがる沙智菜ちゃんが見たいのよぉぉぉ〜。  さあ、男子ども!これから沙智菜ちゃんがおっぱいをぶるんぶるん揺らして  垂直飛びをするから、しっかりと見てあげなさいよっ!  もちろん、私は瞬きしないでしっかりと目に焼き付けますからぁぁぁーーー。  パリィィーーーンン!(はぅぅぅぅ〜!すごく揺れてるわぁぁぁぁーーー♪  ぶるんぶるんだわぁぁぁぁーー!もっと揺らして飛んでちょうだいっ!)  今度こそ、男子たちの注目の的になったに違いないわっ!  と思ったら、今度は大笑い蘭が男子たちの視線を集めており、中学で垂直飛 びが一番だったという男子と垂直飛び勝負をしていたみたいであった。 「ちっちっ、どうやら、あんたでは相手にならなかったようだな。あははっ」 「負けた..義岡、あんたすげーよ」パチパチパチパチ〜  男子たちの拍手を浴びていい気になってる大笑い蘭。  身体測定でくだらないことしてんじゃないわよぉぉぉーーー!  ああっ、沙智菜ちゃんの恥辱ポイントが〜、蘭・凛コンビのせいで台無しじ ゃないっ!  沙智菜ちゃんはいつもの妄想モードに入ってるし..  きっと今回の妄想ネタは男子たちにノーブラがばれしまったあたりかしら..  はぅぅ〜沙智菜ちゃんの股間から淫らな匂いがしてくるわぁぁぁーーー。  この匂いを嗅ぐと私のおま●こも一緒に濡れてきちゃうぅぅぅ〜。 (このまま濡れたいけど..ここは我慢、がまんするのよっ!美紗里)  自分自身に言い聞かせて、沙智菜ちゃんの肩をたたいて妄想を止める私。 (ああ〜んん、毎回毎回、妄想を止めてしまう自分が憎いわぁぁにくいわぁぁーー)  ポンポン! 「ふひゃぁぁっっんん!」 「・・・沙智菜、またあなた、ぼーとしてたわよ」 「あれっ..下ろされてなかったんだ..」  パリィィーーーンン! (はぅはぅぅっ!ちょっと、その今の発言は何なのよぉぉぉぉぉーー!この私 に詳しく教えなさいぃぃーーー!ああんっ♪妄想ではブルマが下ろされてたのね)  これは美紗里ポイント高いわよぉぉぉぉぉーーー!ま・まずい平常心が保て なくなっちゃうぅ〜 「な・何、おかしな事、言ってるのよ。手を下ろすのはこれからでしょ」 「えっと..手って」 「立位体前屈よ。もうすぐ沙智菜の番なんだから、しっかりしてよ」 「あっ..そうね..ごめん美紗里..」 (はぁはぁ..沙智菜ちゃんは気づいてなかったみたいね。我ながら芝居が巧 いかもぉ〜)  だが、次の測定の立位体前屈で私の理性は吹っ飛びそうになってしまった。  私の前に沙智菜ちゃんが高めの台にのって前屈を始める。 「うんんんんんぅぅぅぅーーー」  まだ妄想の余韻が残っていたらしく、何の注意もしないで指の先端を一生懸 命に伸ばしたせいで、1つのハプニングを呼んでしまった。  何と沙智菜ちゃんのジャージと上の体操着が前屈してる間にズレ落ちてきた。  ボンッ!頭から爆発音を出しそうなぐらいの恥辱的な映像だわぁぁーー。 (沙智菜ちゃんのおっぱいがぁぁーーおっぱいが見えてきてるぅぅーーー)  ただ、ゆっくりと体操着がずれてきたことから、背中の肌が出てきたあたり から沙智菜ちゃんが気づきはじめた。  だが、もう私の視界には沙智菜ちゃんのおっぱいがほとんど見えており、こ のまま行けば公開ポロリもあり得るのだ。 (どうしよぉぉぉーーー!このままじゃ沙智菜ちゃんのおっぱいが大公開だわ.. 嬉しいけど、まだ早すぎるかもぉぉぉぉーーー)  1人ハラハラ見つめてる中、何とか体操着が乳首ぎりぎりのところで止まった みたいだ。  と言うより、興奮して尖っていた沙智菜ちゃんの乳首がブレーキの役割にな ったようであり、それを知った私は立ちくらみしそうな興奮に襲われてしまった。  これは刺激が強すぎるわぁぁぁぁぁぁぁーー!沙智菜ちゃんったらサービス しすぎかもぉぉー!  とりあえず、この楽しみは私が独り占めしちゃいます♪誰にも見せてたまる もんですかぁ〜  沙智菜ちゃんのおっぱいシーンを隠すように立って、じっくり1人だけ堪能さ せてもらいましたよぉぉ〜。  結局、おっぱいをポロリせずに測定を終えた沙智菜ちゃんにまた意地悪しちゃ う私。  コホン「・・・沙智菜、ちょっと」  沙智菜ちゃんに近づいて、そっと耳打ちをしてあげた。 <沙智菜..下パイ丸見えだったわよ..私が隠すように立ってあげておいたわよ> <あ・ありがと..美紗里> <次からは気をつけてよ..ま・まったく沙智菜は無防備なんだから〜> <ご・ごめん、美紗里>  この恥ずかしいトラブルのせいで、どうやら沙智菜ちゃんの乳首はビンビンに 固くなってしまったみたい。  顔を真っ赤にして、擦れる乳首を気にしながら測定を続ける沙智菜ちゃんがす ごく可愛いわぁぁぁぁぁーーー  そのせいか、測定が終わった沙智菜ちゃんのブルマは完全に濡れてしまったみ たい。  替えの着換えをもって急いでトイレに飛び込む沙智菜ちゃんの後をこっそり追 ってみた。  沙智菜ちゃんが予備のブルマとショーツを履き替えようと脱いだ途端にトイレ 中には一気にエッチな愛液の匂いが充満したのだ。  休み時間が少なかったせいか、今回はそのまま着替えなおしてトイレから出て 行ってしまう沙智菜ちゃん。  今日も恥ずかしい沙智菜ちゃんを見れてステキだったわぁぁぁーー。  でも、今回も沙智菜ちゃんのエッチな暴走を止めてしまったわ..  沙智菜ちゃん。こんなイケナイ私に罰をあたえてください。 +++++美紗里の勝手な予想+++++++++++++++++   「美紗里がそういうなら、罰をあたえてあげようかしら」   「もうすぐ健康診断だから、そこで恥ずかしいことをしなさい」   「そうね。パンティ1枚で受ける事なんてどうかしら?」 +++++++++++++++++++++++++++++++ 「パンティ1枚で健康診断だなんて恥ずかしすぎるわぁぁぁ〜」  どうしよぉぉ〜、クラス委員の私がそんな姿で...  でも!沙智菜ちゃんからの命令なら美紗里、やっちゃいますぅぅーー♪


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