第1話「紅乃衣、只今修行中?」


 えっと、私の名は服部 紅乃衣(はっとり くのい)。  真性の露出狂である恥ずかしい女子高生で、教卓の上でオナニーしてい たのを、同じクラスの女子に見つかってしまった。  運がいいことに露出狂のことを内緒にしてくれたので助かったんだけど、 オナニー以上の恥ずかしいことをする羽目になったのであった。  誰もいない放課後、私は全裸にされ、首輪を付けられて校内散歩をさせ られています。  それもオナニーを見られた翌日から毎日、4つんばいで全裸散歩をして いるのだ。  もし見つかったら大問題になるんだろうな..  まさか、校内で調教させられるなんて思ってもいなかったわ..  ああ〜んっ、これからの私の学園生活はどうなってしまうのよぉぉぉー。 「ヘイ、そんなにフラフラじゃ立派なクノイチになれませんデスー」 「これのどこがクノイチの修行よっ!ただの調教じゃない!」 「違いマース!このエロエロ忍法帖にはちゃんと修行だと書いてありマス」 「おい..エロエロって何よ。あんた、一体何を参考にしてるのよっ!」  4つんばいの私を連れている女子に思い切り文句を言ってみた。  実を言うと、私は脅されてこんなことをしているわけじゃない。  この勘違いおバカ女子に無理やり付き合わされているのであった。  あの時..オナニーしたとこが見つかった時、私は全ておしまいだと感 じたのだが、女子が出した言葉で意外な展開に移ってしまった。 「Ohoo♪これが噂にきいたクノイチ修行デスネ。こっそり見張ってた 甲斐アリマシタァァ」「はぁ?」 「服部 紅乃衣!アナタ、やっぱりニンジャァだったのデスネ。イガのニ ンジャァの子孫に会えるなんて、ルンはついてイマース」 「ちょ・ちょっと待って..あなた確かルンさんだったよね?」 「イエス♪ルン・パステル、ニンジャァを愛するアメリカンガールデス♪」  私の恥ずかしいところを見つけたのはアメリカから来た女子であり、綺 麗な金髪が目立つアメリカ人である。  ただ、この子が日本に来たのは小学校のときからなので、ほとんど日本 人といってもおかしくないのだろう。  それにしても、これだけ日本に居る割には感覚がおかしすぎるんですが。  いや、露出行為をしてる女性を見つけてくのいちだと言う外国の人も居 ないかも知れない。  どちらにしても、相当面倒な状況に追い込まれたのは間違いない。 「ルンは感動しましたデス〜。クノイチの星になるためには一生懸命、恥 ずかしいことをしなければいけないのデスネ♪」 (どうやら..私が恥ずかしいことをしてるのは気づいてるみたいね) 「クノイチ正体見つかるとトラの里に帰る鉄の掟アリマス。だからルンは 内緒にシマスヨ」「あ・ありがと..」  お・おい..その間違いだらけの知識、どこで手に入れてるのよ..  トラの里って何なのよぉぉぉーー!私はどう答えたらいいのよぉぉぉー 「安心してクダサイ!これからはルンも協力シマス!クノイチの星になる まで一緒に頑張りマショ♪」 「う・うん..」  何も言い返すことが出来ず、思わず頷いてしまった私。  まさか真性の露出狂なの〜って言えるわけないし..  オナニーのことを黙ってくれるなら、変な勘違いをされてもいいかなと 思ったけど、まさか4つんばいで歩かされるなんて思わなかったわよ。  それも本人が本気でこれをクノイチ修行だと思ってるのがタチが悪すぎ るわ..  正直な話、クノイチになる前に牝犬になってしまいそうだよぉぉ〜    これじゃ普通に脅された方がマシに思う気がする..  絶対、人に見つかったらルンがクノイチ修行ですって言い切りそうで怖 いよぉぉぉー。(2人揃って精神病院に行かされそうだよぉぉ〜)  本当は初日の4つんばいの時に露出狂のことを言おうとしたんだけど..  やってみると、結構疼いちゃうのよぉぉぉぉぉーー。  こんな背徳的な行為もすごく好きだったとわかってしまったんです。  しばらくはルンの勘違いに付き合うのもいいのかもと思って、恥ずかし い全裸校内散歩を続けてることになってしまいました。 「紅乃衣、今日の修行も見事デシタ〜。褒美にお菓子アゲマス〜」  校内散歩を終えた私に感動したルンが皿を地面に置いて、その上にコー ンフレークを入れてきた。 「あのぉ〜、ルン..これって..」 「これを手を使わないで口で食べるのがクノイチの修行デス♪頑張って食 べるデス」 「口で食べるの?」「イエス♪少しでも残したら、お尻パンペンデース♪」  ちょっと待て!これって調教でしょ、調教でしょぉぉ!  ううぅ..ルンの目が真剣だよぉぉ〜本気で修行だと思ってる馬鹿だよ。  結局、犬のように皿に盛り付けたお菓子を餌のように口で食う私。  意外にもこの屈辱的な仕打ちが快感に変わっちゃうのよね〜  (ぁぁっ..おま●こから汁が止まらないよぉぉぉ)  こうして今日も恥ずかしい行為に酔いしれる私だが、普段は本当に真面 目な女子を演じているのであった。  ルンも放課後以外は変なことをしない仲のいい友達と接してくれるので その辺りは安心している。  ただ、このルン・パステルって子は忍者おたくの他にゲームおたくでも あるから、ちょっと会話がきついときがある。  休み時間になると机の上にDSとPSPを置いて一生懸命にプレイをし ており、かなりのゲーム中毒かも知れないわ。  「ルン。ちょっと話いいかな?」 「オー紅乃衣!チョット待ってネ。もう少しでウイウイジャンボさまを倒 せマス!」「何よ?その何とかジャンボって?」 「10万点の岩を飛ばしてキマス〜。粘るとハイスコアいけマスっ」ピコピコ  一生懸命にPSPで何かのゲームに夢中になっているルン。  綺麗な蒼い目をした金髪のアメリカ人がゲームに夢中になってるとこは 結構目立っている気がする。 「おまたせシタネ。ハリアーくんはやっぱ強いデスネ♪」 「ハリアー?PSPでそんなのあった」 「エミュレータデス。SEGAの名作ゲームでシートベルトがないのが残念デス」 「シートベルト?そんなのつけてゲームするの?」 「ハイ、ホンモノは筐体がカナリ動きマス」  よく分からないけどルンって私たちが知らないようなレトロなゲームの 話をしてくる時がある。  本人曰く、日本人よりも日本のゲームをこよなく愛するゲーマーで、つ いでに日本アニメとニンジャァが大好きなアメリカ人らしい。  それにしても、ルンの話すゲームは古すぎるのよ.. (本当に高校生かって聞きたいわ..年齢があわないわよ)  大体、携帯につけてるゲームのストラップキャラも見たことがないわ。 「コレは、てとらんさまデス。回転する腕が要注意デス。弱点は真ん中の こあデス♪」  てとらんって何よ..そもそも、どこで手に入れたのよ。それをっ。 「トコロで紅乃衣は何か用があってきたんじゃナイの?」 「そうそう、忘れるところだったわ。私の下駄箱に変な手紙が入っていた のよ」  そう、私の下駄箱に入っていたのは”脅迫状”であり、一瞬ドキッとし て中身を見るとルンに関係するものであった。 「”お前には悪いがあのルンを倒すために拉致させてもらう”って書いて あるんだけど..この物騒なものは何なのよっ」バンッ 「コレハ..追い忍のモノデス。ちょっとした好奇心で一部のニンジャァ を敵にしてしまいマシタァ」「ぶっ(噴出す音)」  こいつは一体、何を言ってるんだろうか..追い忍っていつの時代の話 しなのよぉぉぉぉーーーー!  どうやら、私はとってもおかしなことに思い切り巻き込まれてしまった のかも知れない..(どうしたらいいのよぉぉぉぉぉぉーーーー)  とりあえず、追い忍などとくだらないことを言ってるルンはあてになら ないことがわかった。  あれから、いろいろ考えたあげく、私の取る作戦は1つに絞られ、この 作戦を放課後に実行に移すことにした。  それはルンの隙を見て逃げ出すことであり、関わらないことが一番の良 策であろう。  だけど、いつの間にか校門で首輪を持ってキョロキョロしてるのに驚い た。(げっ、先回りしてるぅぅーー)  こうなったら校舎裏から逃げるしかなく、急いで校舎裏に向かうとそこ に見慣れない外国の女性が立っていた。 (制服が違うとこ見ると他の学校の女子生徒かしら?)  見た目、大金持ちのお嬢様を思わせる女子生徒であり、くるくるたてが みロールが、特徴的だった。 (あっ!しまった、目があっちゃったよ) 「えっと..ドントスピークイングリュ..」「ごきげんよう〜」 「えっ..日本語?」 目があったお嬢様風の女子が丁寧な挨拶をしながら微笑んできた。 「くすくす、まさか..そちらから来るとは意外だったですことヨ。はじ めましてですことヨ、服部さん」 「は・はじめまして・・・えっと、どこかで会いましたって?」 「初めてですことヨ。ただ、貴女をこれから拉致する予定ですことなノ」  えっ?この子が脅迫状の主だったの!この子のどこが追い忍なのよっ!  ルンの嘘つきぃぃぃぃーーー! 「あ・あの..私を拉致するよりルンと直接、話したほうが..」 「そうね..私の気配を見抜いて出向くとは噂どおりのクノイチですことヨ」 「いや..偶然なんですけど..」 「どうやらルンよりも先に倒す相手みつかった感じですことネ。本場のニ ンジャァを倒せるなんて、この鳶加藤 エリザベス、幸せものですことヨ」  鳶加藤 エリザベス?何なのよっ、そのマニアックな名前はぁぁぁーー!  こいつもルンの同類なのね、なのねぇぇぇぇーー! 「ん?ところであなた、もしかしてイギリス人ハーフなの?」 「Oho!さすが、本場のクノイチィィ♪国籍まで見抜かれるまで、驚き 桃の木ですことヨ」  見抜くというより..あちこちにイギリスの国旗シールを張っているじ ゃない..あとその桃の木って何よ?わけわかんないわっ。 「この鳶加藤 エリザベス、イギリスニンジャァと見抜かれた以上、戦う しかありませんですことヨ」 「って言うのか、あなた忍者じゃないでしょ!ただの日本のアニオタでしょ」 「それは侮辱ですことネ。いや本場のニンジャァの心理戦ですことかしら?」  ああぁぁっ、ここにも馬鹿がいたわ..いったい私どうしたらいいの?  エリザベスの回答に困る私に、今回の諸悪の権化の声が聞こえてきた。 「久しぶりネ。鳶加藤!もう苗字のコトで自慢はサセマセンヨ!コッチニ ハ本物の服部がイマスネ〜」  ちょっとぉぉー、服部なんて苗字はいっぱいあるわよっ!本物の服部だ けど伊賀の服部とは全くの無関係なんだからぁぁぁーー! 「ほほほっ、服部の実力はすでに見せてもらいましたですことヨ!けど、 まだ修行中と見ましたですこと!図星ですことカ?」 「ぅぅ..サスガ、エリザベスデス」  あれのどこが修行よ!こいつら変なとこ意思疎通してるわよぉぉ〜〜 「これは今がチャンスですことネ。修行中でも本場のニンジャァを倒せば このエリザベスの流派が世界に君臨しますですことネ」「シマッタデス」  だからっ!あんたも忍者じゃないでしょ!勝手に世界君臨するなぁぁ。 「服部 紅乃衣!忍者勝負ですこと!神妙に受けるが宜し!」 「ちょっと待ってよっ!私はひ弱な女子高生なのよっ!出来るわけないわ」 「実力隠すの宜しくないですことヨ。このエリザベスの真っ赤に燃えた闘 志の炎、受けるですことヨ!」  ううっ..私、今まで喧嘩もしたことないのよ..勝てるわけないじゃ ない..ルン、あなたが勝負しなさいよっ! 「このルン・パステル、見届け人にナリマス。イギリスvs日本のニンジ ャァァ勝負、シカトウケマシタデス」  こらぁぁぁ〜、勝手に答えるなぁぁーー!それに見届け人っておかしい でしょ!私は無関係なのよぉぉぉぉーー! 「OK♪ルンが見届け人なら安心ですことヨ。じゃあニンジャァ勝負、説 明しますですことネ」「だからぁぁ、勝手に進めないでよっ!」  もうこの2人の馬鹿を私には止めることが出来ずに、勝負を受けること になったんだけど.. 「この学校から500m先に自販機があるの知っていますですこと?」 「ええ、知ってるけど..それが勝負と関係あるの?」 「今から全裸となって、先に目的のジュースを買った方が勝ちですこと! これぞクノイチを目指す勝負ですことヨ」「はぁ?」 「サスガ、エリザベスですネ。クノイチを熟知シテマース」  こいつら馬鹿でしょぉぉーー!何よ、その恥ずかしい勝負はぁぁぁーー 「負けた時はここでワンワンおしっこしますですことヨ。屈辱的ですこと ヨ」 「ナルホド、サスガエリザベスデス、勝負の厳しさ、分かってイマース」  それって、ただの罰ゲーム付きの変態勝負じゃないのぉぉーー!  何でイギリス人ハーフとそんなことしなくちゃいけないのよぉぉぉーーー。 「おほほっ、久々におま●こ濡れまくりしてしまうですことネ」 「!!」 (このエリザベスって子、露出癖あるでしょ!ぅぅ..お嬢様風の顔立ち してるのに信じられないわ..)  結局、私も服を脱ぐ羽目になり、校舎裏には全裸となった2人がルンの スタートの合図を待つことにした。 「今、確認したら自販機までは誰もイマセンデシタ。なので、今なら勝負 OKデス。2つありますノデそれそれの自販機で3本買って戻ってくるの デス。ちなみに3本目は2人とも大きいおっぱいに挟むのデスヨ」 「そんなのクノイチの常識ですことヨ。私のDカップなら、余裕ですこと」  いつ常識になったのよ。こっちもCカップだから問題はないけど.. 「デハ♪スタートデスッ!!」  ルンの合図で一斉に校舎裏から全裸で飛び出していく私たち。  いつ誰かに見つかるか分からないところで、2人ともどこも隠さずに校 門裏に向かっていく。  けど、外の方で車が通りすぎる音が聞こえると、咄嗟に木の裏に隠れる 2人であった。  ドキドキ「ク・クノイチは..隠れてはいけませんですことヨ」  ドキドキ「なら飛び出していきなさいよ。イギリス忍者でしょ」  ドキドキ「ハダカ見られてしまいます..ここは慎重さ大事ですことヨ」  ドキドキ「さっきと言う事、違うでしょ。今さら何言ってんのよっ」  2人とも木から頭だけをそっと出して辺りの様子を伺っている。  何だかんだ言って、このエリザベスって子も怖がってるんじゃない!  ドキドキ「ドウシマショ・・・、門でると見られちゃうぅぅー」  ムカッ「人に破廉恥勝負を受けさせて、何言ってんのよっ!いいわよっ、 紅乃衣の度胸を見せてやるわよっ!」  そう言って、私は1人、校門裏を飛び出して自販機まで走っていった。 「はぁぁぅぅっっ、これは..す・すごいわぁぁ」  外に飛び出した途端に電撃のような快感で頭が真っ白となっていく。  はっきし言って、これだけでイっちゃいそうだよぉぉぉ〜〜  何とか気を保ちながら自販機のとこに着いたけど、手がガクガク震えて お金が入れられないっ!  おま●こからは信じられないほどの愛液が出ているし、口からも涎がこ ぼれてきちゃうぅぅ〜  けど、いつまでも自販機のとこで裸でいるわけにもいかないので何とか お金をいれて目的のジュースを買い始める私。  ちょうど2本目を買うところでエリザベスも裸でやってきて、震える手 を押さえながらジュースを買い始めた。 「早くしないと、イッちゃいますですことぉぉー。ラブジュース止まらな いですことぉぉ」  その気持ち、よく分かるわぁぁぁ〜。もう自分自身との勝負って感じか も知れない..  とりあえず先に3本買った私がおっぱいに1本挟んで校舎裏に急いで戻 っていった。 「はぁはぁはぁ..今回はやばすぎたよぉぉぉぉーーー」  快感で身体の震えが止まらない中、ようやくエリザベスも身体をフラフ ラさせながら戻ってきた。 「1回、イってしまったですことヨ..この勝負、私の負けなのでおしっ こぉしますですこと♪」  って何か悦んでしてるような気がするんだけど..気のせい?  こうして恥ずかしい勝負が無事に終わったのだが、帰り際にエリザベス がとんでもないことを言ってきた。 「次は負けませんですことヨ!必ずリベンジシですこと」 「するかぁぁぁぁぁっ!」 「紅乃衣、これでまた1つ、クノイチの星に近づいたネ♪」  いや..くのいちと言うより痴女に近づいた方が正解だわ..  ああぁぁぁっ、もしかして私って、とんでもないことに巻き込まれて しまったかも知れません〜〜〜


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