第4話「桂、おっぱいも晒されて..」


 ついにお尻まで晒されてしまった桂。  エステシャンが一気に桂の水着を下ろしてしまい、カメラの前に肉付き のいいヒップが晒されてしまった。 「ふふ♪可愛いお尻ね〜」 「は・早く下着を履かせてください・・・」 「そんなに焦らない、あせらない♪今時のアイドルはお尻出すぐらい問題 ないわよ」 「お願いです。早く下着を..」 「んもう、恥ずかし屋さんなんだから♪そんなに急かすとこんな事しちゃ うから」  エステシャンはそう言うと、何と桂のお尻の両肉をつかんで、そのまま お尻の割れ目を引っ張ってきてしまった。 「えっ!」  エステシャンが軽く開いた先には普段、晒すことのない恥穴が現れてし まい、桂は慌てた口調で抵抗してきたのだった。 「そ・そんなとこ引っ張らないでください!」 「大丈夫よ。カメラには私が影になって映ってないから。でも暴れちゃう と見えちゃうわよ♪」 「ぅぅ..」  桂は諦めたかのように力を抜いた。水着を脱がされた今の状態じゃ何も 出来ず、結局は彼女らの意のままに従うしかなかった。  数分後、ようやく下着姿に着替えることが出来た桂だが顔は真っ赤にな ったままだった。  そう、エステシャン側で用意した下着は露出度の高いものであり、ブラ は、乳房の上半分が丸見えのハーフカップに、ショーツはお尻が丸出しの Tバックであった。  胸の方は今でも乳房が飛び出しそうな感じであり、下はTバックがお尻 に食い込む感じで恥ずかしさでたまらない様子だった。 「じゃあ、エステの続きをやりますからこちらへどうぞ」  桂は言われるがままに再びベットの上にうつ伏せで寝る。 (悔しい..こんな事になるなんて..もう2度と賭けなんかやるもんで すか..)  身体を小刻みに震わしながら屈辱に耐える桂。  この屈辱感が皮肉なことに再び、桂に理性を取り戻させており、今度こ そ彼女らの挑発にはのらないと強く誓っていたのであった。  もちろんエステシャン達もこれ以上の賭けに乗らないことは充分承知し ており、再び分担しながらマッサージを始めていった。  エステシャン達の柔らかい手が桂の身体を撫で始める。  手にオイルをつけてエステを行ってるせいか奇妙な感覚が身体中に走っ ていく。  そう、性感マッサージのプロである彼女たちは正確に桂の感じるとこを 見抜き、その箇所を集中的に責めてくるのだ。  すぐに緊張がほぐれ、再び甘い声を出してしまう桂。  必死に押さえようとしたが、襲い掛かる快感には勝てず、声を出してし まうのであった。  もう身体中の力も抜けてしまい、意識すらもぼーとなっていく感じでも ある。  そんな桂にエステシャンの1人が悪戯心で背筋をなぞると桂の身体が海 老の様にビクンと大きく跳ねた。  その瞬間、ブラから桂の乳房が思い切り飛び出してしまう。  もちろん、うつ伏せになってる状態からの一瞬の出来事であったが、意 外にもTVカメラは、その瞬間を撮っていたのだ。  視聴者が見ているTV画面には、その様子がはっきりと放映され字幕ス ーパーで【百合谷 桂のポロリ撮影成功】が大きく入ったのであった。  もちろん桂自身は気付かないで、何事もなかったかのようにマッサージ を受けていた。  だが、そんな桂のポロリを目のあたりにしたスタジオの方ではプロデュ ーサーの岡上が興奮しながら安希に話し掛けてきた。 「こりゃ最高だよ!ついにおっぱいまで見せちゃったよ。安希ちゃん!」 「見せたと言っても、ほんの一瞬でしょ?大したことじゃないわ」 「そんなことないよ。売れてからは1度もおっぱい出したことないんだよ!」 「確かにそうね。けど、これからはポロリじゃすまないけどね」  ごくりっ。「それって、まさか・・・・・・」 「おっぱいなんて、あと数時間もすれば見慣れるほど見れるんだから♪」  安希の大胆な宣言に息をのむプロデューサー。  そんな安希の宣言通りに桂は徐々に快感に堕ちはじめようとしていた。 「はぁぁ・・・はふぅーーー」  桂の口からはもう完全に喘ぎ声となっており、だんだんと性感が増して いく。  マッサージの方は足全体が終わり、次はお尻へくると思った桂は本能的 にお尻を軽く振ってきたのであった。  だが、エステティシャンはそんな桂の期待を裏切る言葉を言ってきたの だ。 「背中は終わりなので次は仰向けになって下さいね」 「!!・・・あの...まだお尻をやってないんですが...」  桂は何と自分から恥ずかしいセリフを言ってきてしまう。  それをモニタで見てた安希は大笑いして桂を馬鹿にしはじめた。 「あはははっ!!お尻だって。あの女ついにエロ女を丸出しに来たわね。 あはははっ」  安希が笑ってる中、一方の桂はエステティシャンよりお尻をしない理由 の説明を受けていた。 「あのー百合谷さん。すいませんが今のコースではお尻はやらないんです よ」 「・・・えっ?なんでですか?」 「いくら女性どうしと言ってもお客様の中にはお尻を触られるのが嫌な方 が多いので標準のコースでは外しているんですよ」 「...そうですか..すいません。変な事言っちゃって..」 「いいんですよ。百合谷さん」  桂は少し物足りない様な表情で仰向けになったのであった。  だが、ここで桂はある事に気づかないで無防備で仰向けになってしまう。  そう、先ほど背筋をなぞられた時に乳房をこぼした事に気づかないで、 そのまま堂々と胸を晒してしまったのであった。  その上、何と桂自身が快感の放心で胸が出ていることに気づいてなかっ たのである。  しかし不思議なことにエステシャンが咄嗟にブラを直してくれたのであ った。 「百合谷さん、おっぱいこぼれてたわよ」 「!す・すいません..ありがとうございます」  普段の桂らしくないお礼の言葉が返ってきており、もはや思考が正常に 働いてない証拠でもあった。  そんな桂にエステシャンたちはくすくす笑いながらマッサージの続きを 始める。 「じゃあ、今度はお腹からやらせていただきますね」  3人のエステティシャンはお腹を中心にマッサージを始めてきた。  だが、今回もエステティシャンは決して下着の部分には手を出さずそれ 以外の場所を執拗に責めていったのであった。  乳房の半分が出ているFカップのブラからはすっかり固くなっている大 きな乳首が今でもブラを押し下げようとするとこまで、その形をはっきり と出している。  また下の水着も思い切り染みが出来ており、股の間からはきらきら光る 液状のものがあふれ出ていたのであった。 「はぁぁーーんん、くふぅぅぅぅーー」  もう桂自身にはカメラで撮られている事を忘れており平気で喘ぎ声を出 すまでになってしまった。 「さて、最後に足を揉んで終わりましょうね」  お腹のマッサージが終わったエステティシャンは仰向けになった足の表 側をやり始め、それが終わるとあっさりと桂の身体を丁寧に拭き始めてき た。 「はい。これで全身のマッサージは終わりですよ」 「・・・・は・・い」 「今回はこれを3回繰り返してやりますので1度シャワーで身体を洗い流 してくれませんか?」 「・・・は・・い」  少しふらふらとなって出て行く桂に1人のエステティシャンが近づいて とんでもない耳打ちをしてきた。 「ねえ。百合谷さん。どうせなら本格的なマッサージに変更しない?」 「本格的って?」 「ええ、2回目も胸やお尻もやらなかったらすっきりしないでしょ?」 「・・・・・でも...これTVで撮っているし...」  桂はやっとTVで放映されてる事を思い出し、溢れ出る性欲を何とか抑 えながら断わろうとしていた。 「そうよね。TVじゃ見せられないよね」 「はい...でもっ!もし出来れば下着の上からでも..あっ別に少しぐ らいなら下着の中に手を入れてもいいですから..」 「でもね。下着のままじゃすっきりしないわよ」 「・・・・・でもTVなので...」 「ねえ。これ泥エステだからあらかじめ全身に泥を塗って出てくるのはど う?」 「泥を?」 「ええ、泥だと着てなくてもわからないでしょ?」 「でも・・・やっぱり見えるんじゃ・・・」 「それなら自分で全身に泥を塗って確認したら?問題ないわよ」 「でもマッサージをすれば肌が露出するんじゃ?」 「それも私たちが注意して肌を露出しないようにするから」 「・・・・・・」 「じゃあ、後はあなたの判断に任せるわ。はい。洗って。洗って」 「・・・・は・・い」 (何も着ないで..エステなんて嫌よ。けど..)  シャワールームに入った桂はエステで触れてなかった乳首を指で摘んだ。  すっかり固く尖ったピンク色の乳首は、きっとエステで触れることを望 んでいるはず。  今でも背中やお腹には快感の余韻が残っていて消えないで欲しいと願っ ている。残念なのは胸やお尻が、この快感を味わっていないと言う事だ。  久しぶりだった。万年的な偏頭痛がすっかり消えたのは..いや、イラ イラ感や嫌悪感も消えている。マッサージがこんなに気持ちいいものだと、 初めて知った。  本格的なマッサージを受けてみたい。出来れば今すぐに!1秒でも早く!   (いや..それでも..これはTVなんだから..)  破廉恥なことは絶対しない!と理性を奮い立たせる桂だが、シャワーの 水が胸やお尻に当たると、決意が簡単に揺らいでしまう。  今度は賭けで負けてないのだから、エステシャンの言いなりになる義務 はない。ここは下着で戻らなければいけない!  桂は何回も下着で戻ることを自分に言い聞かせながら、身体を洗い終え て2回目のマッサージをするために部屋に戻ってきた。  それを見ていた視聴者はみんなブラウン管に釘つけとなってその様子を 見たのであった。  そう、何と桂が泥だらけの全身で入ってきており、大きく揺れる泥だら けの胸は明らかに何も付けていない事がわかったからだ。  また下半身も泥だらけではあるが、陰毛の盛り上がりが明らかにわかる 状況である。  結局、桂は自分からオールヌードとなって現われたのであった。 「あら?百合谷さん。下着を外してきてくれたんですね」 「!!」(えっ?)  桂はエステシャンの言葉を聞いてから自分が何も着ないできたことに気 づいた。 (うそっ..あれほど下着で戻らなくちゃと繰り返して言ったのに..)  また恥ずかしいことをしたことに悔しさが増す桂。  この悔しさが理性を戻したが、身体の方は嬉しさで震えてる。  それが桂の隠された本音であり、シャワー室に戻って下着を着てくると いう選択肢を思い浮かべないようにしていた。  それに手で恥部を隠せない..本格的なマッサージへ変更する意思を見 せるために、裸であることを自分から知らせているようだ。 (く・悔しい..この私がこんな破廉恥なことするなんて..)  次はこんな風にならないと、今回は諦めた桂だが、この時から桂は後戻 り出来ない恥辱への坂道を転がり始めていた。 「じゃあ、百合谷さん。横にうつぶせになって寝て」 「はい・・・」  桂は素直にベットに寝てマッサージを待っていた。それをモニタで見て いた岡上は絶叫し喜んでいた。 「安希ちゃん。すげーよ。これはいい数字撮れたよ。これが1時間の番組 だったのが悔しいよ」  そう、生番組の時間はもうわずか10分ぐらいしかなく桂の本格的な痴 態は間に合いそうにはなかったのだ。 「岡上ちゃん。この後の番組って何をやってたんだって?」 「えっと、確か0時からはお色気深夜番組”ペタガペンシュ”がやってい たな」 「じゃあ、その”ペタガペンシュ”にも百合谷さんを中心に出してあげま しょう」 「えっ?安希ちゃん?それってどういう事?」 「岡上ちゃん。今回はあなたに”ペタガペンシュ”のプロデューサをやら せてあげるわ」 「えっ?まさか安希ちゃん。そっちもすでに?」 「ええ、今回は生の”ペタガペンシュ”をやってもらう為にすでに手は打 っておいたわ」 「す・すげーぜ!!安希ちゃん」 「ふふっ。百合谷さん。今度はお色気深夜番組らしい出演をしてもらうわ よ〜」  安希の羞恥責めはまだこれからが本格なものであり、桂はついに自分が 知らぬうちに、お色気深夜番組の出演までする事になってしまった。


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