第11話「桂、卑猥な記者会見」


 恥辱な姿をTVで大公開してしまった翌日、各マスメディアでは大変な 騒ぎとなっていた。  何せ、才女アイドルと呼ばれた清純アイドルの桂がたった一晩で痴女の 様にされてしまったのだから、騒がないはずはないであろう。  安希や桂の所属する各プロダクションの本社の前には多くの報道陣が殺 到して凄い状況となっており、いつもは安希をフォローする安希側のプロ ダクションも今回ばかりは黙秘を続けており、対応に困っていたのだ。  そんな中、桂本人の緊急記者会見が一流ホテルで行われるという連絡が 各マスコミに入り、多くの記者や報道カメラが用意された大広場に集まっ てきた。  それも今回は桂本人の意思で撮影規制はかけなくていいと知らせがあっ たので各マスコミにとってはこれほど美味しい状況はないだろう。  ただ、1つだけおかしな条件があり、それは映像にしても写真にしても 一切のモザイクをかけないで欲しいという事が各マスコミに伝えられた。  この条件に一部のワイドショー関係者は危惧を覚えていたが、そんなこ とにはならないだろうという安心感の方が高いせいか、各ワイドショーは トップでこれを生放送で伝えることに決定した。  そんな中、桂が正面横のドアから入ってくると各TVカメラやカメラの フラッシュが一斉に桂の全身を襲ってきた。  だが次の瞬間、多くのTVカメラが慌ててフレームを外してきてしまう ことになる。  それは桂がスケスケのミニキャミソール姿で入ってきたからである。  それもキャミソールの下は何も着けておらず、ほとんど全裸といってい い姿で記者会見場に現れたのであった。 「中止だ!こんな破廉恥な状況を撮れるかよ!」 「しまったぁ、全国に流しちまったぜ..大目玉じゃないか..」 「マジでそんな格好するなよぉぉぉ〜!」  あまりの桂の恥ずかしい姿にワイドショーの記者たちが大声を出して怒 ってきた。  そして、次々と各番組のTVクルーたちが撤退し始めていく。  その頃、各TV局の方も全裸の女性の姿が流れたという抗議の電話が殺 到してしまい、各ワイドショー、報道番組が大混乱してしまった。  しかし、そんな慌てた中でも桂は落ち着いた状況で用意された椅子へと 座る。  自分の恥ずかしい姿がまだカメラの方で撮られてるとわかっていながら も、平然とした態度を保っていたのだ。 「いやぁぁぁぁぁ〜〜〜〜」「きゃぁぁぁぁ〜〜〜」  桂が椅子に座ったと同時に今度は女性記者の悲鳴があちこちから聞こえ てくる。  どうやら何かを見たらしく、顔を真っ赤にして取材を放り出して会見場 から逃げていってしまう。  もちろん男性記者の方も対応に困り始め、なるべくある箇所を見ないよ うにしてくるのであった。  そう、実は桂がおま●こぎりぎりのミニキャミソールであるにも関わら ず、大股を開いて座ってきており、記者たちの視線の中に桂のおま●こが 丸見えとなったからである。  それも、よく見ると2つのテープで陰唇を引っ張っており、中のピンク の膣内がくっきりと見えるようにしていたのであった。 「おいおい、あれが清純アイドルだった百合谷 桂なのか?」 「俺たち、いったいどこを写せばいいんだよ..まいったな」 「こんなの報道できるのかよ..」  あまりにも破廉恥な状況となっている中、ようやく桂が言葉を出してき た。 「今日はこんな私の為に集まっていただいて感謝しております。本日は私 のアイドル引退宣伝とAV転身の発表を行いたいと思います」  何と桂が、安希との番組内での約束を全て行うためにこの場にやってき たのだ。 「引退って..本当に引退する気なんですか!それにAVって..」 「AVって意味をわかって言ってるんですか?桂さん」 「はい、わかっています。実は私は前からAV嬢になりたくて、安希さん に頼んで私のイメージを全て壊すようにお願いしたのです」 「ええっ、それって自作自演ってことですか」 「おいおい、何か話がおかしくなってきてるじゃないか?」 「いえ、おかしくなっていません。私には前からこういう変態願望があっ たのです。その真実を皆さんの前に晒す事を決意してあの様な番組を作り ました」  意外な桂の言葉に記者たちは驚くのだが、それが誰かによって作られた 言葉と言うのも感じ取れたのであった。  そう、口調や態度は冷静沈着なのだが、目は完全に虚ろとなっており、 周りの言葉に対して何の反応も示さない。  悪く言えば人形のような、心を完全に失った状況となっていたのだ。 「あの..失礼を承知して質問があるのですが、それはあなたの言葉です か?私には渡された原稿をただ脅されて読んでいる風にしか見えないので すか..」 「あら..そう見えるかしら?なら、ここを見てもらえないでしょうか.. 脅されて読んでいる女性のおま●こがこんな風になるかしら?」  桂はそう言うと、テープで引っ張っていた陰唇をさらに手で広げ始めた。  すると中から大量の愛液が出始め、その愛液を手にすくいながらこう口 にしてきた。 「この粘っこいマン汁を見てください。カメラで写されて感じているんで す。それに私のピンクのお豆もそろそろ飛び出してきますので」  その卑猥な台詞に記者たちが思わず歓喜の声をあげてしまう。  そう、絶対に見ることが出来ないはずの清純アイドル桂のピンクのクリ トリスが宣言通りに元気よく包皮から飛び出してきたのであった。  ただでさえ、処女膜が見えている上にピンクのクリトリスまで出されて しまったら男なら誰もが喜びの声をあげてしまうだろう。  もうここまで晒して見せてしまうと一部の記者たちの頭がぷっつん切れ てしまったようで、場に合わせた卑猥な言葉を出してきたのであった。 「さすが、元清純アイドルのおま●こは奇麗だぜぇぇ〜、こうなったら桂 ちゃんのAV転身、応援するぜ」 「AV転身というと、もういくつかの所と契約してしまったのかい?」 「はい、来週早々に撮影してもらうように幾つかの会社と契約しました。 最初は私が処女ということもあって本番なしの企画物を数本撮ることにな っています」 「するとTVの方はもう出ないということですか?」 「いえ、TVの方は深夜のエッチなコーナー数本に出させてもらうことが 決まってます。AV嬢としての契約なので、どんなエッチなことでも喜ん でさせてもらう覚悟です」 「おおっ〜、そりゃ楽しみだな。じゃあ、あと聞きたいことは..うっ..」  記者が桂のある変化を見て思わず、言葉を止めてしまう。  そして、他の記者たちも突然に質問をやめて次々と帰り支度を始めたの だ。  何故、急に記者たちは質問をやめてしまったのか?  それは桂の虚ろな2つの瞳から大量の涙がこぼれ始めてきたからである。  表情の方がにこやかのままだけに、記者たちは怖さを感じたのであろう。  もう、これ以上深く突っ込んではいけないと誰もが思った。  そして、ここで得た記事を後日ほとんどのマスメディアが掲載する事を やめてしまったのである。  こうして卑猥な記者会見を終えた桂だが、これからする恥辱の事を思う とこれは序の口であったのかも知れないだろう..  数日後、記者会見で宣言した通りに桂が数多くの深夜TVのコーナーに 出てきたのであった。  それもAV転身宣言をしたせいか、ほとんどのコーナーで最初から全裸 で出されることとなり、とても数日前にアイドルをしてたなんて思えない 扱いをされていた。 「今日のゲストは楽屋の時から裸でいた破廉恥桂ちゃんです〜」 「は〜い、破廉恥な桂でーす。もう番組出る前から濡れていまーす♪」  何の恥じらいもなく、本当におま●こから愛液を垂らしながら現れる桂 の姿に毎回、出演者やスタッフを驚かしている。    ぼそぼそ「すげーな..初めから洪水状態だぜ」  ぼそぼそ「本当に変わってしまったよな..あの女..」  ぼそぼそ「その前にあいつの目、生気がないって感じだな.」  そう、どのコーナーに出るにしても虚ろな瞳のままとなっており、心が 日ごとになくなっていく感じにも思える。  それでもいろんな深夜コーナーに裸で出演し、かっての自分が絶対に出 る事がないと思っていた絶頂選手権にも自分の裸身を差し出していた。  若手お笑い芸人を馬鹿にしていた桂が今では彼らの前で裸になって登場 し、弄られまくられている。  このコーナーはトーナメント形式で性技を競いあう事から、対決の度に 桂は絶頂することになっていた。  そんなコーナーのせいか、桂の場合も最後の方では失禁しまくりの恥ず かしいハプニングを連発してしまった。 「さがえりちゃんの失禁もすごかったけど、桂ちゃんのはそれを上回って いるね〜」 「ありがとうございますぅぅぅ〜♪次もおしっこ漏らしますので呼んでく ださぁいぃぃ〜」 「ああ..もちろんだよ..」(何だよ..この女、壊れてるで..)  この頃になると、桂の精神は更に壊れてきており、誰の目から見ても明 らかに分かってしまう。  それなのに、TV以外のいろんなAVの企画物での撮影も行っており、 自分の裸体を晒しまくる日々を続けていたのであった。  今日も露出ものの1つとして大胆にも全裸で電車に乗って普通の乗客が 見てる中で、オナニーをしていた。  ぼそぼそ「おいおい、あれ見てみろよ。噂のアイドルじゃねーか」  ぼそぼそ「いくらAVに転身したからって、こんな事までするのかよ」  ぼそぼそ「見ろよ..目が完全にイってるぜ..ありゃ、やべーぜ」  男性の乗客が騒いでる中でもオナニーを続け、何回もイってしまう桂に 最早、才女アイドルの面影は1つも残ってなかった。  AVに転身してからは日に2・3本の撮影をこなしており、すでに安希 と約束していた無修正の裏本も数多く出していた。  今では街中を4つんばいで散歩させられるような牝犬の様なAVまで撮 るようになり、その他にも過激なSMをやらされたり、泡をふくまで絶頂 を続けさせたりと本番以外なら何でもやらされてしまう有様となっていた。  このまま行けば、何れは処女喪失をメインとしたAVも企画されていた のだが、その前に桂の様子が完全におかしくなったのであった。  そう、何と言葉を喋れなくなるほどまでになってしまった事から、これ 以降の深夜TVの話やAVの企画が全て流れてしまったのだ。  この時になってようやく、桂の新しいマネージャーとしていろんな事を やらせたエステティシャンたちも慌てはじめたのであった。 「こりゃ..安希ネエに怒られそうだわ..」 「せっかく、これから本格的に稼げそうだったのに失敗したわ」 「そうね..処女をとっておいたのに先にこんなに壊れちゃ意味ないね」 「あうぅぅぅ..あふぅぅ..」 「で、この壊れた女、どうしようか?」 「もうこれじゃ、AVでも使えないし..それ以下のとこに流すと安希ネ エに激怒されそうだし..」 「そうだ。駄目もとであの子にあげちゃおうのはどう?」 「いいね♪」「名案名案」「じゃあ早速交渉してみるか」  エステティシャンたちは壊れた桂をある人物にあげる事を思いつき、本 当にその人物に桂を売ってしまったのだ。  それから桂の消息は1ヶ月ほどつかめなくなり、ある深夜の番組コーナ ーで桂の行き先がわかったのであった。 それは、あのさがえりのお宅を若手お笑い芸人が訪問するというコーナー であり、そこで桂の行方がわかることになったのだ。 「今日は我らのさがえりちゃんの家に遊びに行きたいと思います〜」 「あんまり家の中を掻き回さないでくださいね〜♪」 「そういえば最近、さがえりちゃんペットを飼ったって聞いたけど、どん なペットだい?」 「それは見てのお・た・の・し・み♪」  さがえりの言葉を聞いて、期待を膨らまして開ける若手お笑い芸人の目 に衝撃的な映像が飛び込んできたのであった。 「えっ!ちょっとぉぉ〜ペットってあれのことなのか..」 「そうですよぉ〜♪可愛いメス犬でしょ♪ほら、桂ちゃん、お手♪」 「わんわんわん♪」  4つんばいの全裸で餌を食べていた桂が、さがえりの命令でお手をして くる。  あまりの異常な光景に若手お笑い芸人も後ずさりして、その場を出てし まった。  まさか、かってのアイドルがここまで堕ちてしまったなんて誰が思うの だろうか。  結局、このコーナーでの桂のシーンは全面モザイクがかけられ、それ以 降誰もが桂の事を一切口に出さなくなったのであった。  人としての尊厳まで失い、ペットとして飼われるほど堕ちてしまった桂。  そんな桂は今後、どうなっていくのだろう。  もう、理性を完全に失った桂に未来はあるのであろうか..


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