第7話「おっぱいぽろりん」(原案・挿絵:g6triglavさん)


※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。

 あともう一歩で亜希子のニップレスが取れるせいか、会場の男性たちの ボルテージは最高潮だ。  この状況を生放送していたTVスタジオにゲストで呼ばれた堺 雅人似の 俳優も思わずテンションがあがって「おっぱい見せろぉぉぉ〜!おっぱぁ ぁぁ〜」と叫んで、メイン司会の女子アナ、阿藤 茅子に思い切り丸めた 台本ではたかれてしまった。 「んもぉぉ〜。エロ高橋と言い、私の番組をつぶすつもりですかっ」  怒る茅子に先ほど乱れた堺 雅人似の俳優が真面目な顔して「君は真面 目な女性が場の空気に呑まれて乱れていくのをみて嬉しくないのかい?」 と変な質問を聞いてきた。 「あっ..」茅子は彼がこの前、別の番組で真面目が売りな女優にトーク でこてんぱんにされたのを思い出した。その女優は昔、映画でヌードを披 露したくせに、今はクソ真面目を売りにしていることを彼が気に入らない らしい。 (って言うか、鈴木亜希子もくそ真面目の割に混浴で出会ったのよね..)  茅子がプライベートで混浴に行った際、おっぱい丸出しで入ってきた亜 希子を初めて見て驚いたことを思い出した。  脱衣所から2分近くも歩くのにスタイルのいい亜希子が恥部を隠さずに やっきたのだ。  その時、茅子は「うわぁ〜。露出癖の女入ってきた〜」と思ったが、温 泉に入ってきた亜希子と話していくうちに変な誤解は解けた。  亜希子は真面目すぎて”温泉は裸で入るのが当たり前”が羞恥心を勝っ ており、亜希子がプールや海では肌を露出するのが嫌なのを聞いて驚いた。 「えっ?でも混浴によく通ってるってことは..えっと、胸とか..あそ ことか男に見られるよね?それに比べてプールや海は水着でしょ?」 「それは混浴だから見られるのは当然だし、相手も裸なんだから、別にい やらしくないわ。でも水着は胸をじろじろ見られるし、水で濡れるとくっ きり、おっぱいのラインが出そうだし..」 「そ、そうなんだ..」(って言うか温泉だと丸出しなんだけどな..)  茅子は何か釈然としない気持ちを晴らすかのように少し意地悪な質問を してみた。 「それじゃ..もし昔の同級生と鉢合わせしたら、どうするの?今の話か らすると普段は肌の露出なんてしないんでしょ?」 「・・・そ、それは..えっと」 「・・・・・・」(私ったら、何聞いてるのよっ。こんなの彼女が答えられるわ けないよね)  困ってる亜希子を見て、今の質問は無かったことにしようとした時、と んでもないことが起こった。 「おっ、こんなとこに混浴あったんだ!」「おい、若い女がいねーか?」 「!マジかっ、あれ鈴木だぞ!」「うおおおっ、本当だきゃぁ」 (ええぇぇぇ〜?もしかして、今私が聞いたことが実際に起こったの?)  亜希子と同じ高校だった6人の大学生が偶然に混浴に入ってきた。 「ひ、久しぶりね..守口くんたち」亜希子は慌てて首まで浸かった。  やはり昔の同級生にいきなり胸を見せたくはないらしく、ごく普通の反 応を示した亜希子。  が、相手に自分が裸を意識しているように思われたくないようで、恥部 を隠したい衝動をぐっと我慢し、手で隠すことはしなかった。  もちろん、この温泉は無色透明なので大きな2つの肉球が浮かんでるの がはっきりと見える。  守口たちは、この千載一遇のチャンスを台無しにしない為にも、亜希子 のおっぱいを気にしてないフリで会話を続けた。 「す、鈴木とこんなところで会うなんて奇遇だな」「私もびっくりだよ」 「そういや、鈴木も温泉じゃタオルをしない派なんだな」「ええ、守口君 たちもしない派なのね」  今、亜希子の眼前には守口たちの6つのイチモツがぶらぶらしてるが、 服を着た同級生と会ったかのような態度で接してきた。 「や、やっぱ温泉だし、タオルを巻くのは邪道だよな」「そ、そうね」 「見られるのが嫌だったら混浴なんか来るなっていいたいぜ」 「まったく、その通りね。私もそう思うわ」  まだ守口たちは亜希子と立ち話をしており、ずっと亜希子の視界にはぶ らんぶらん揺れてる6つのイチモツが映っていた。 (気にしちゃダメ。気にしちゃダメ。気にしちゃダメェェェ〜) (うほぉ〜!俺ら、あの真面目な鈴木にずっとチンチンを見せてるぞ〜〜) (エッチなことには五月蝿く怒鳴っていた鈴木が俺らのちんぽ凝視かよ) (それにしても、湯が透明なのに鈴木の奴、どこも隠さねーのかよ。いろ いろ見えてるよな?) (このまま鈴木の近くで入っていいんだよな..いや、絶対入りてぇぇー) 「・・・も、守口君たち、いつまでもそこに立ってないで、こっちへ入って きたら?」「鈴木がそういうなら..」「それじゃ、入るかぁぁ」  この時、つい本能の赴くままに亜希子を囲うように入ってしまった守口 たち。  しまったっ!近づきすぎたぁぁ〜!と亜希子に激怒されるのを覚悟して たが、「んもぉ〜近づきすぎじゃないの?」とあっさり承諾した亜希子。  もしかして鈴木の奴、俺らのチンポ、かなり我慢して見てたんじゃねー か?鈴木の脳裏に俺らのチンポを焼き付けたと思うと感動じゃね。  それも、この位置だと鈴木のいろんなとこが丸見えだよ。すげぇぇ!!  そう、湯は透明なので、Gカップの胸がゆらゆらと湯の中で映っている。 そして亜希子の恥丘もぼんやりと見え、揺れてる黒い陰毛が彼らの視界に 入る。  湯の中に入っても手かタオルかで隠さなければ全てを晒しているような ものだろう。  亜希子は”温泉は裸で入るのが当たり前”を貫くために囲むように湯に 浸かってきた昔の同級生と距離を離す事をしないで笑顔を必死に作りなが ら会話をつづけていた。  一方、守口たちは亜希子の裸に興奮が止まらず、ついに湯の中でイチモ ツを思い切り勃起させていたが、男の下半身をわざわざ見ようとしない亜 希子が気づくことはなかった。  少し離れていたところで見ていた茅子だけが両方の状況をしっかりと把 握していたようだ。 (さて、この後はどうするのかしら?この温泉浅いから..いつまでも首 まで浸かってるのは不自然になっちゃうよね)  もし、温泉は裸で入るのが当たり前なら、そろそろ上半身を湯から出さ なければいけない。  それは水着姿でも目を釘付けにして歓喜していた昔の同級生たちの前で 丸出しのおっぱいを見せることになる。  いや、すでに透明の湯の中で浮かんでいるおっぱいは丸見えとなってい るが、ここまで見た以上、もっとすごいものを見たくなるのが男のサガと 言えるだろう。  守口たちは自然を装いながら「暑い、暑いな」といって次々と上半身を 湯から出した。  そんな守口たちの下心を分かった亜希子は顔を真っ赤にして迷っていた。 (私が..隠さないのを知って..温泉は裸を見せるのが当たり前という ことに気づいたのね..もちろん、普段だったら相手が男性でも見せるけ ど..私の水着姿を見て鼻の下をのばしてたこいつらに見せるなんて.. でも..でも..ここは混浴なんだし..同級生が入ってくることも.. あるんだから..)  亜希子の真面目さを巧みに利用した守口たちが「やっぱ恥ずかしいよな」 と挑発した。  それを耳にした亜希子は少し震える声で「そ、そんなこと、、ないわよ」 と上半身を湯から出していく。  湯の中でぷかぷかしてたGカップのおっぱいが浮上する。肌色の半球が 湯面に現れ、湯しぶきを弾きながらジャパァ〜ンと巨乳が飛び出す。  次の瞬間、守口たちが昇天したような表情を見せてくる。茅子はこれを 見て、たががおっぱいを見たぐらいであんなに悦べるものなのと疑問に思 ったが、彼らは亜希子のおっぱいを他のおっぱいと一緒にするんじゃねー 真剣な目で茅子に訴えてきた。  俺らが高校の頃、どれだけあの鈴木亜希子の制服の膨らみをみて、どん なおっぱいをしているか想像したか分かっているのかっ?  体育の時はジャージ着るし、水泳の時はすぐにタオル巻いて水着隠すし、 もしかすると夏になればプールや海であの極上のおっぱいを見れるんじゃ ないかと期待したのにそれも無かったんだぞ。悔しいの分かるかっ?  今俺たちが見てるのはアニメのヤマトが大好きな奴が、ずっと沈没して いたヤマトが海底から浮上する鳥肌シーンを目の辺りにしたのと同じなん だよ。  もはや一生見られないと思ったあの鈴木亜希子のおっぱいが俺たちの前 についに現れたんだぜ!それも俺たちの期待を!想像を!遥かに超えた至 極のおっぱぁぁぁ〜〜だったんだぁぁぁぁ!!  彼らのキラキラした目つきがそう語っており、茅子が思わずカチンとし て「これを見てもそう言えるかしら〜」と身体に巻いていた長タオルをバ ッと外して投げ捨てた。  守口たちの視界に大スクープ間違い無しのエース級女子アナの阿藤茅子 のDカップおっぱいがぶるるんと出たにも関わらず、見事に無視された。  はいはいすいませんねと少し涙目になりながら茅子は投げ捨てた長タオ ルをそそくさと拾って巻きなおした。  そんな中、亜希子の大胆な行動はまだ終わっておらず、今度は亜希子の 方から「あ、暑いから、、岩に腰かけるね」と守口たちの目んたまが飛び 出るほどの殺人的な威力のクリティカルヒットを出してきた。  タオルを一切巻いてない裸の亜希子が岩に腰をおろして、足だけ温泉に つかる。守口たちの眼前には股を開いて座っている亜希子の股間が映った。 ”温泉なんだから、こんなの当たり前よ”と主張しているようだが、顔も 身体も真っ赤になっており、開いた股から見えるおま●こは淫らにぱくぱ くと開閉を繰り返している。  包皮に隠れてたクリトリスも充血してしまい、真っピンクの真珠が包皮 を捲って飛び出てしまった。ぷっくらと膨らんだピンクのクリトリスはも はや包皮を完全に捲って「これが私のピンクのクリトリスよ、立派でしょ」 と見せ付けているようだ。 「あ、あんまり、じろじろ見るのは、、マナー違反よ」と上ずった声で亜 希子が注意した。  と言われても、目の前にぱくぱくと開閉する綺麗なおま●こがあって、 真っピンクのクリトリスがぴくぴくして、おまけに淫らな愛液まで溢れて いるのを見るなと言っても男の本能が許すはずはない。 「す、すまん、すごい汁、いや!汗をかいてるなと思って見ただけだ」 「そ、そう、俺も汁を..いや汁じゃねー、汗だよな、あははは」 「!!」(いやぁぁぁぁぁぁっ)  守口たちに興奮して濡れているおま●こを見られて、亜希子は動揺した。  それも彼らの視姦で亜希子は軽くイきそうだった。このままじゃ喘ぎ声 を出して絶頂してしまうのかもしれない。  何とも危機的な状況に陥った亜希子であるが、実は守口たちにも危機が 襲っていた。  湯の中で興奮しきったイチモツが何度も腹パンする。ここまで一気に凄 いものを見たせいで全員、猛爆発寸前だ。おまけに逆上せてるし、心臓ば くばくしてるし、こりゃマジで俺ら昇天しちゃうじゃないかと思うほどの 状況なのだ。 (まったく..仕方の無い連中ね..はぁぁぁぁ〜)  溜息を吐きながら呆れた茅子が立ち上がった。このまま様子を見ていた らどんな大惨事になるかも知れないし、近くで女子アナの阿藤茅子が黙っ て見てましたとさ。ということになったら一発クビものだろう。  茅子は亜希子の親友であるかの振る舞いで「ほら、もうあがるわよ。レ ストラン予約してるんだから」と強引に亜希子の腕を引っ張って温泉から 出ていった。  と同時に、守口たちがフラフラしながらも温泉のトイレ目掛けて爆走し たらしい。  この後は本当に茅子はレストランを予約して亜希子と食事に行った。  ここで亜希子は「あれは違うんだから!あれは違うの」と必死に言い訳 を繰り返していたが、茅子にとってはどうでもいい話だ。  いくら割り切って考えても裸を見られれば恥ずかしいし、逆によくあそ こまで見せたよねと茅子は感動していたらしい。  けど真面目な亜希子は最後まで「温泉は裸が当たりまえなんですから! 見られて感じることはないんです!」といろいろと言い訳を続けてた。  どっちにしろ私にはあんな恥ずかしいこと出来ないわと、真面目な女は これだからと茅子は溜息を吐いていた。  でも、きっと身体の奥底では、裸を見せたい願望があるかもねと..そ んな女性が公衆の面前で裸を晒したらどうなるかと考えると、堺 雅人似 の俳優と一緒に「おっぱぁぁぁ〜」と叫んでしまいそうな茅子だった。  そして、今実際に生放送で亜希子のおっぱいが晒されようとしており、 大勢の観衆が見てる中で亜希子のぶっくらと綺麗な桜色をした乳首がさら に勃起し始めた。  会場の方では、この亜希子の乳首勃起に観衆が狂喜乱舞してきた。 「乳首がどんどん勃起してるだきゃぁぁ〜」 「もう、ニップレスが取れそうだぞぉぉ〜」 「てぃくびっ!ポロリ!てぃくびっっ!ポロリ!」  ポロリコールがヒートアップする中、ついに亜希子のニップレスが取れ てしまった。 「ポロリだ!」 「ティクビミエタ!!」  これでついに亜希子の左側の突起してる乳首と乳輪が観衆の前に晒され た。 「すげぇぇー、綺麗な乳首丸見えだきゃぁぁー」 「かなり乳首がおっ勃っていませんか。こりゃ」 「真っピンクの乳輪も最高だきゃぁぁー。かなり興奮して膨らんでるだき ゃぁぁぁ〜」  狂喜に近い観衆の喝采が辺り中に響き渡る。ただ、これを良く思わない 女性たちの中傷の声も聞こえてきた。 「あの女、完全な露出狂じゃないのぉ〜」 「誰か通報しなさいよ。あれってワイセツ罪よぉ〜」  いろんな声が響きだし、亜希子の周りは相当なパニック状態。おっぱい を見ようとする野郎どもが押しかけて超混雑。交通整理をしているガード マンも大変な目に遭っているようだ。  ちなみに警察官も数人ほど近くに居て、亜希子の痴態を見たが特に何の 行動を起こさなかった。  これって職務怠慢かと思いそうだが、どうやらお祭りってことで大目に 見てくれたのだ。  こんだけ暑いんなら汗でニップレスが取れるのは仕方ないし、乳首が出 たから即逮捕じゃ場の空気を台無しにするだけである。  あとは、周りで見ていた警察官は亜希子の事を知っており、普段の真面 目すぎる性格を心配していたぐらいなので、乳首ポロリは故意ではないと 判断したらしい。  まあ、多少の下心(エロ心)もあるのは言うまでもない。 「コホン、本官は何も見てなかったことにしよう。大体、鈴木さんは自分 からいやらしいことをする女性ではないことは良く知っているからね。い やいや、一度でいいからあのおっぱいを見てみたいなんて本官は思ってい ませんよ。ほ・本当ですから!」  けれども、このままじゃ大変な状況になるんじゃないかと誰もが思った とき、1人のイケメン警察官が拡声器で訴えた。 「お祭りなんですから、野暮なことをいるのをやめましょう」とやんわり となだめてから「でも私もおっぱい大好きなんです」と本音をポロリと言 ってユーモアを交えたアナウンスで観客の雰囲気をいい感じに変えていく。 「そこの可愛いお嬢ちゃんたちも、おっぱいぐらいで騒いだらせっかくの 笑顔が台無しですよ」と白い歯をキラリと見せてヒステリーな女を一気に おとなしくさせた。 「そ、そうよね..せっかくのお祭りなんだから、あれぐらい大目に見る わ..」「こんなに暑いんだから..まあ仕方ないよね..」  その様子を近くで見ていた本官はボソリと言った。 「やっぱイケメンはこういうときに必要だよな」と。