第1話「立体パズル化でバラバラ絶頂です」


 まさか自分がこんな奇妙な体験を味わうことになるとは..  巷ではこういう都市伝説を耳にしたことがあるけど、そんなの起こるわ けないでしょ!と思ってただけに複雑な気分だ。  状態変化、ネットなどでは人体が石化やソフビ化など別の物質に変わっ てしまうものとして取り上げられており、実際に体験したという都市伝説 も幾つか聞いたことがあった。  その状態変化が普通の女子高生である私、立村 晴佳(たちむら はる か)に起こるとは思わなかった。 「もしかして..これって誰かの妬みで起こるのかしら..でも、学校1 の美少女って言ってきたのは男子たちなのにぃぃ〜。みんなのアイドルっ て言われるほど可愛くないもんっ」  そう、まだ高校1年生なんだけど、気づくと学校のマドンナとして祭り あげられてしまったんです。  だから女子の妬みも多そうで、そういう負のパワーが状態変化という不 思議な現象を引き起こしたのかしら?  でもね..この状態変化がすごく..すっごく〜!癖になりました。 「だってだってぇぇ〜。ジクソーパズル大好きな私に!立体パズル大好き な私に!こんな状態変化を与えるなんて反則よっ!反則なんだからぁ〜」 (あぁっ〜!こんなこと言ったら今日もやりたくなっちゃったよぉ〜) 「・・・ここなら、誰も来ないから..大丈夫よね?」どきどきっ。  普段ほとんど人の来ない図書室の奥の方で、私は大胆に上着をブラと一 緒に捲った。  ぶるるんっ〜!私のEカップのデカパイちゃんが上下に揺れながら飛び 出てきた。ちなみにこれ、露出行為じゃないですからっ!いやまあ〜、考 えようによっては究極の露出プレイ?になるのかな.. 「それじゃ、このあたりをポチっとな」クイッ!パラパラァァ〜〜!    左右のおっぱいの上側を2箇所を強く押した途端、乾いた音を立てなが ら無数の肌色のパーツが散らばっていく。  そして私の胸部にはポッカリと大きな空洞が出来、Eカップのデカパイ は跡形も無くなっていたのだ。  そう、机の上に散乱しているパーツ..いや、無数の肌色ピースが私の おっぱいの成れの果てだ。 「立体パズル化って..どんな状態変化なのよっ!でも、これって結構、 癖になってやばいよね..」  捲った上着を戻してペタンとなったまな板胸の状態でパズルを組み立て る私。  今は樹脂のように固い立体ピースだが、全てを組み立てて身体にくっつ けると元通りのぷるんぷるんなおっぱいへ戻る。  危険すぎる倒錯的な行為、学校1のマドンナが図書室の奥で、自分のお っぱいパズルを組み立てているなんて..ものすごい変態なことしてるの 分かってるけど、ゾクゾクと疼いちゃうのっ!バラバラになってるけど、 どうみてもこれはおっぱいって分かるし、真っピンクの乳首は1つのパー ツなので、相当恥ずかしいっ!けど、私のおま●こはびくびくして濡れて くる。愛液が溢れてる中で組み立てていくなんて、愚かすぎるわぁぁ〜。  それでも、この行為がやめられなくなってしまい、いつのまにか日課と なっちゃいましたぁ〜。  一応、制限タイムを決めていて、それは図書室に誰かが来るまで。万が 一の場合は組み立てたパズルを一回全部壊して小箱に入れて、去るのを待 ってから再開する。  休み時間内に出来ない場合は小箱を持って教室に戻るしかなく、その場 合は胸に風船を詰め込んで誤魔化すしかない。  まあ、さすがに風船で誤魔化すのは難しいと思うので、今までは意地で も制限タイム内に組み立てていた。 「あっ、ぁぁっ、この感触が気持ちいいっ。だって1つ1つのピースに感 覚が残っているんだものぉぉ〜」  そう、ピース化された部分は無痛覚とはならず、触れた感触がちゃんと 脳内に伝わってくるのだ。 「はぁはぁ〜、私ったら窓枠に乳首のピースを置くなんて..最低っ、あ ぁ、でもでもぉ〜、日差しがじりじりと乳首を照らしてくるのぉぉ〜」  倒錯的な刺激を感じながらパズルを組み立てていく私。  ちなみに、立体パズルとしても市販のどれよりも出来が良くて、パズル 好きな人なら、ハマってしまうこと間違いないだろう。  まさにパズル大好きな私にとっては何回も崩して組み立てたい衝動が沸 いてしまう。(ちなみに毎回ピースの形は変わるのだ)  さらに、これが自分のおっぱいなのでピースを触れる感触も加わって快 感が止まらない。   「よしっ!出来たっ」  今日も制限タイム内に組み立てて、制服を捲って空洞の部分に付けて、 元の状態に戻す。これが危険な行為だと分かっているけど、家だとゆっく り組み立ててしまうので、パズル好きとしてはこのタイムアタックは楽し いのだ。 「さて、時間も余ってるからパズ研でも寄っていこうかな」  そもそも、この高校を選んだのは、有名なパズル研究部(パズ研)があ るからで、マドンナになりたくて入学したわけじゃない。  図書室の近くにあるパズ研の部室に入ると、棚にぎっしり詰まった私の 大好きなパズルたちが出迎えてくれる。  ここに入部したときは、どれも感動ものだったけど、人と言うのは欲深 いもので..出来の良いパズルを味わってしまうと、それ以下が全て貧相 に見えてしまう。  部が部だけに、女子部員は私しか居ないけど、ここの部員は根っからの パズル好きが集まっているので、とても心地いい。  出来たら、私の例のパズルも部員にやって欲しいけど、さすがに女子部 員がおっぱいパズルを持参できないし、そもそも自分のおっぱいだし.. (他の身体のパーツでもいいけど..上手く崩せないし、全部崩れたら、 私の人生終わりだわ..)  そう、私がおっぱいだけに限定しているのは全身のピース化が怖いから だ。どういう仕組みでこうなるかは分からないけど、立体パズル化してい るときは私の中身は全部空洞になるらしい。  ただ、崩すポイントが幾つか決まっているらしく、そのポイントに衝撃 を与えなければピース化にはならず、普段と同じように動かすことが出来 る。そして、おそらく全身を崩すポイントは1つしかなく、そこは何とな く理解できた。いや自己の生命維持を優先する本能が教えてくれたと思う。  だって全身がピース化になったら、私自身では一切組み立てられない。  ただの女体立体パズルとなってしまうからだ。  ゴクリッ「でも..ここのパズ研のみんななら..組み立てられるかも」  全身ピース化って、どんな感じなのかしら..おっぱいピース化なんて 比じゃないよね..そう思うと崩れてみたい..ものすごく愚かな考えだ けど..してみたいのぉ..」  少しの間だけ、顔を真っ赤にしてぼーと立ち尽くす私。  そんな私の背後から聞き覚えのある声が響いた。 「!おい、立村っ。何ぼーとしてるんだ?」「あっ、部長!ついちょっと」 「またパズルを見て陶酔してたのか?お前、本当にパズル好きなんだな..」 「えへへっ」 「そういや、最近のお前のパズル力、いきなり上達したよな?今度の全国 大会エントリーしてみるか?」「!いいんですか」 「ああ、構わんよ。ただ団体戦だから、どこまで行けるか分からんがな」 「そ、そうですよね..こういうのって、やっぱパズル力を鍛える出来の 良いパズルが必要ですよね?」 「ああ、そうだな。そう思って、ほらっ!いろいろと集めてきたぜ」  部長が情報を駆使して集めてきたパズルを見せてもらったが、正直なと ころ..これもあれも..”例のパズル”には見劣りしてしまった。 (どうしよう..パズ研のみんなは良い人ばかりだし..学園のマドンナ の私が入部したせいで、いろいろ迷惑もかけてるし..やっぱ、腕をあげ るなら..私の立体パズル化が必要なのかも..)  全身のピース化は正直、怖くてしかたないけど、どれぐらい出来の良い パズルになるかの好奇心はすごくある。  自分自身で組み立てることは出来ないけど、パズ研のみんなが心底感動 する顔は見てみたい。 (だけど、それって..私の..私の..全てが晒されるってことよね。 出来上がりはズバリすっぽんぽんの私..それはすごく恥ずかしいぃぃ〜) 「・・・恥ずかしいけど..私、嫌じゃないかも..やだぁ..考えただけ で..身体が火照ってきてるぅ..」  きっと、それはパズ研のみんなが学園のマドンナとしてはなく、パズル 好きの同士として接してくれるからかも知れない。  私は男子たちが思うほど真面目じゃないし、優等生でもない。立体パズ ル化されても、自分からおっぱいパズルを楽しむ変態さんなのだ。  パズ研のみんなにも、この恥ずかしいパズルを愉しんで欲しいのっ。  このパズル棚にバラバラにされて置かれても構わない。  私のおっぱいも!おま●こも!頭も!手足も!ただの立体パズルとして 何度も何度も!ばらして組み立てていいのっ〜。  やっぱ、私、心の奥から望んでいるのかも!だって、こんな変態なこと 思いながら、おま●こを濡らしているのだものぉぉ〜。  1度でいいから全身全てをピースにしたいっ!したいのぉぉぉ〜!  もう私の腹は決まったようなものだ。翌日、6時限目終了のチャイムが 鳴ると、急いでパズ研の部室に入った。あと10分ぐらいで部員が次々と集 まってくるはずだ。  私は大胆にも制服に手を掛け、最初に上着を脱ぎ、スカートを下ろした。  次にブラウスと白のソックスを脱ぎ捨て、あとは下着を外せば学校のマ ドンナと呼ばれた立村晴佳は全裸となる。  すごく恥ずかしいけど躊躇してる時間は無い。いつ誰か入ってきてもお かしくない状況であり、廊下の方からは部室を通り過ぎる生徒たちの声が 聞こえてくるのだ。 「そ、そうよ..裸よりずっと恥ずかしいことをするんだから..」  思い切ってブラを外し、ショーツを下ろし、ついに全裸となった。  そして部室に置いてあったamazonの空箱を開き、箱の中に両足を揃えて 入れて、直立不動の姿勢を取った。今は足先から膝下までがすっぽりamaz onの箱に隠れてる感じで、それ以外は全て丸出しとなっていた。 「お、おそらく..ここがポイントのはずだから..」  常に自分が気にしている内部からせりあがっている丸型のおへそ。でべ そというよりは何かのボタンみたいな感じで特徴のあるおへそ。  立体パズル化してるときは、ここがすごくムズムズして、非常ボタンの ような絶対に押しちゃいけない感覚が沸いてたから、このおへそを押せば 私は絶対にバラバラになるはずだ。 (よしっ!やろう!うんっ!) 「1年4組、立村晴佳です。今は見てのとおり、おっぱいやおま●こを丸出 しにして立っている女子ですが..今から完全な立体パズルとなりますっ」  自分なりの最後の決意のようなつもりで宣言し、せりあがっている丸型 おへそをポチッと押しました。 「!!ふひゃぁっ〜」  身体中に一斉にひびみたいのが走った感じがして、おっぱいもおま●こ もお腹もいろんな部分が固くなってきている。  そして足元にはパラパラと何かが落ち続ける音がした。 (ああぁぁっ..私の腕が..腕がぁぁ)  一番先に両腕がばらけていき、1つ1つのピースとなって箱の中に落ち ていく。固くなった顔の方もピース化し、朽ち果てた人形のように穴だら けとなっていく。  もちろん、おっぱいもおま●こもお腹もピースとなって崩れていく。  最後には人体として保てなくなった状態で一気に全てのピースがばらけ て箱にバラバラッ!と落ちていった。  この瞬間、学校のマドンナである立村晴佳の存在が、この世から完全に 消えた。  箱の中には、ただの立体パズルのピースとして変わり果ててしまった無 機物しか入っていないのだ。 (皮肉なことね..こんな姿になっても..まだ考えられるし..天井が 見えるなんて..)  どこかの小さなジクソーに脳の代わりをするものがあるのだろうか?  少なくとも目の部分だけの立体ピースが一番上に落ちたのは幸いだった。  でも、その”見える”という希望も次の瞬間、打ち砕かれた。 (!!えっ、うそぉぉっ〜、ふ、蓋が閉まるっ)  空きっぱなしだったamazonの箱の蓋がパタンとしまる。さっきまで箱の 何倍もあった立村晴佳の裸体が、今では全て箱の中にバラバラとなって納 まっている。  本来あった中身が全て消え、外側だけとなったから出来る芸当と言えよ う。 (そうよね..立体パズル化すると全身全て空洞になってしまうんだもの.. 箱に全部納まるはずだわ..もうこれって人すらも無いわ..)  ただの立体ピースとなったことに、私はあまりショックを受けなかった。  いや、こんなことよりとんでもないものを箱に張ってしまったことが恥 ずかしくてたまらない。  蓋が閉まった箱には私が加工した伝票が張ってある。パズ研宛てに送ら れた荷物として書かれたもので、中身は成人向け立体パズルとして私が記 載した。  この箱を開くと、肌色の立体ピースばかりが一面に詰められている。こ のピース1つ1つの感触が私の脳に届くのだから、がちゃがちゃと弄られ たら私は凄まじい快感で何度もイってしまうかも知れない。  だって今でもピース同士が擦りあう感触に激しい快感が襲ってくるのだ。  全身を無数の触手が這いずりまわされてるような、無数の男たちに揉み くちゃにされてるような、異常すぎる刺激が私を悶え狂わせる。   (あ、あ、はぅっ!ひぃぃ!箱の中で!箱の中で!私の身体がごりごりさ れてるのぉ!らめぇ、らめぇぇぇ〜、イ、イっちゃう!またイくのぉぉ〜! ひぃぃぃぁぁぁんん!あああああああ゛あああ゛!!!!)  箱の中で絶頂する私だけど、ピース化された私は決して失神しない。失 禁するほどの快感なのに、潮を噴出すほどの快感なのに、それを行う器官 は今は存在しない。快感だけがひたすら脳内を襲ってくるのだ。 (はひっ!ふひぃぃ・・・っ!らめぇ〜、あ、あ、ああ、またイっちゃう!)  私のピースが詰まった箱が少しガタガタしている。本来なら全身が何回 も跳ねているし、まともな呼吸ができないぐらいの激しい快感がきている はずだけど、それも脳内だけにしか伝わらない。 (ひぃぁぁぁぁ、はひぃぃ・・・ゅ、イクの!どんどんイっちゃうのぉぉ〜! 気がおかしくなっひゃぅぅぅ〜!あああああ、ああ、あああ゛!!)  こんな箱詰めの状況でのん気に絶頂しまくっている私は本当に変態なの かも知れない。 (イくイくイくぅぅ〜!こんなに絶頂してるのに意識が飛ばなひぃのぉ〜! はひぃぃ〜、ひぅぁぁっ!ああああああ、らめらめぇぇぇ〜!おおあ゛!)  誰も居ない部室の中で箱だけがカタカタと歓喜で震えている。周りには 学校のマドンナであった立村晴佳の制服と下着が散らばっていた。  まるで中身だけが蒸発してしまったかの光景。縦長のシミがついた純白 のショーツが股布部分を露わにしたままで椅子の背もたれにかかっていた。  そのべっとりとしたシミは言うまでもなく、私の..立村晴佳の淫らな 愛液なのであった。