第9話「卑猥なストレッチ」(原案:iroさん)


「たるんでいるのは先生のほうです! 私は絶対に一番に登って見せます からね!」 「ふんっ、最近の生徒は皆口だけは立派なことばっかりいいやがる」  あんまりな言い草についに美佳は完全に頭に血が上ってしまった。 「私が口だけではないと証明してみせます! その代わり私が一番に到着 したら、先生には私と、生徒全員に謝ってもらいますからね!」 「はっはっは、別にかまわんよ、なんなら土下座してやってもいいぞ。た だ、その代わりにお前が1番じゃなかったら、どうするんだ?」 「えっ・・別に私が何かする必要なんてないわ」 「なんだ、やっぱり自信がないんじゃないか、まったく教師にばっかり厳 しいことを言うが自分には甘いんだな、副会長は」 「!! 自信が無いわけないじゃない、なんだってしてやるわよ」 「うわぁ。あんな見え見えの挑発にひっかかるなんて、美佳って馬鹿なん じゃないかしら」 「あんなこと言っちゃって、体育教師の思う壺じゃない」 「うわ、体育教師ったらここぞとばかりに色々ふっかけてるわね、美佳っ たらどんどん顔色が悪くなってってるじゃない」 「まぁ自業自得ってやつよ、私だったらあんなことさせられたらもう学校 これないけど」 「私が美佳だったらもう学校なんて来てないけどね、国語教師と男子生徒 が集まって何か相談してるし、美佳がえっちな目に遭うのはもう確実っぽ いわね」 (ちょ、ちょっと、そんなことさせる気なの!? なんてことを考えてる のよこの教師は!)  あまりの罰ゲームの内容に美佳は動揺を隠せず、体育教師が隙を見てタ オルを外して落としていたことにも気づかなかった。 「どうした?出来ないのか」 「・・・そ、それは」 「やっぱり自信がないのか?それならボックスを開けるのでもいいぞ」 「・・・いえ、でも回収ボックスを開ける事はできません、規則ですから」 「おまえが勝てばいいんだろう?」 「規則を破るような約束はできません!」 「ちっ、まぁいい、じゃあそれ以外はやってもらうからな」 「先生も、私が最初に到着したらきちんと謝ってもらいますからね」 「ああ、いくらでも謝ってやるよ、まぁ絶対ありえないがな。話はこれで 終わりだ。そうそう、タオルいい加減拾ったらどうだ?」 「えっ?きゃああああ〜」  慌てて身体を隠してる間に、話は着いたとばかりに立ち去っていく体育 教師を見送った美佳は、さすがに自分の行いが失敗だったかと迷っていた。 (冷静になって考えてみると、なんで私があんなことしなくちゃいけない のよ! 絶対におかしいわ、でも体育教師は許せないし・・・。それと確 かにこの格好は不利だわ)  足が大きく開けない状態で登ろうとすると、必然的にかなりスピードが 落ちてしまう。絶対に一着で到着しなければいけなくなった今は、登山開 始前に覚悟を決めなければならないだろう。 (仕方がないわ、間違ったことをするわけじゃないもの)  美佳は一番に頂上に到着するために、タオルを捨てて全裸で登山するこ とを決意した。 「絶対に負けないわ。決心が鈍る前にタオルを預けなくちゃ」  タオルを預けるために、ふもとの案内所に向った美佳であったが、不運 なことに近くの駐車場に1台の大型バスが止まり、他校の生徒が降りてい く姿が見えた。幸いなことに案内所に向うところなので、急いでタオルを 預ければ逃げ切ることが出来そうだった。  けど、相手側にとっては興奮を呼ぶ光景だった。何せ、目の前にタオル を預けてる裸の若い女性が見えたからだ。  捕まったら、また何をされるか分からず美佳は恐怖した。  もちろん相手も捕まえる気満々で走ってきており、運悪く美佳が行く方 向で通せんぼをしてきた。 「5人相手じゃ無理だわ..それなら、まだこっちの方が」  避けながら行くことは難しく、まだパニくっている駐車所の方が活路を 見出せそうだった。 (恥ずかしいけど..行くしかないわっ)  素っ裸のままで駐車場へ走ってくる美佳を見て、一部の生徒たちが恐怖 し、いろんな方向へ走り出す。 「うおっ!ストリーキングか」「いやぁ〜変態っ」「撮れっ!撮れ!」  間近で知らない生徒に裸を見られ、写メされたが捕まえてこない方が今 の美佳にとっては最善の策となった。  美佳を捕まえようとした5人が駐車場に戻ってきたのを見て、美佳はU ターンして本来の道へ全力疾走。  烏合の衆と化しても、そこに飛び込む以上は多少、恥部を掴まれ弄られ たが、強引に振り切って何とか集合場所へ戻れることができた。 「はぁはぁ..」(あとは、すぐに山を登れば..)  が、それは甘い考えであって、いざ登ろうとしたところで、生徒全員で ストレッチ体操をしてから登ることになってしまった。  体育教師に指名され、皆の前で手本として体育教師と共にストレッチを することになる美佳。ストレッチをしている間、いちいち美佳が恥ずかし がるように体の向きを変えながら大股開きをしている恥部が晒された。  もちろんそれだけではなく、胸やおしりはもちろんのこと、どさくさに まぎれておま●こやお尻の穴までいじられてしまった。 (また向きを変えるの?これじゃあ丸見えじゃない!) 「じゃあ、体を押すからな、よっと」 「きゃあ、先生、手が・・」 「手がどうかしたのか、あ、饗庭、手はまっすぐのばせ、ストレッチにな らんだろう」 「違います!手が当たってるんです、離して」 「どこに当たってるって言うんだ?」 「あ・・あそこに、あぁ、動かさないで」 「あそこじゃわからん、無駄口を叩いてないでさっさとやるんだ」 (こ・・・このぉ、絶対わざに決まってるわ! 覚えていなさい!) 「先生、ちょっと参考に近くで見てもいいっすか?」 「あぁ、いいぞ」 (ちょ、ちょっと勝手に決めないでよぉ、いやあ、来ないで!) 「饗庭!手を伸ばせと言っているだろうが!」 「そ、そんなぁ」  いじられて興奮してしまったおま●こを見せたくない美佳だが、体育教 師の許しを得た男子たちに、至近距離でしっかりと見られてしまった。  隠すことも許されず、登山がはじまる前から美佳はどっと疲れたように 感じた。 「それじゃ最後に股関節を伸ばすストレッチだ、饗庭、座って足を開け」 「あの・・こちらを向いてやっても良いでしょうか・・」 「何を言っとるんだ、見本なんだから股関節が伸びてるのが見えるように しなければならんだろう、さっさとしろ」 (うぅ・・こんな状態で足を開くなんて・・)  美佳は足の裏を合わせて思いっきり足を開く、手は膝に置くように指示 され、思いっきりおま●こが晒された。  ぼそぼそ「すげぇな、副会長のおま●こ何度も触られてひくひくしてや がる」  ぼそぼそ「クリもちょっと顔出してないか? これは恥ずかしいだろう な」  ぼそぼそ「男子でもこういう状態のを見られるのは嫌だよな、副会長も よく我慢できるもんだ」  ストレッチは動きが少ないこともあり、男子たちは胸よりも股間に視線 を向けていた。  美佳のおま●こは足が開いたのに連動して完全には閉じ切らず、中が覗 けていた。その隙間からは透明な液体がわずかに流れ出ている。  男子が十分におま●こを見れたのを確認して体育教師は美佳の体を押し た。体が柔らかい美佳は胸が足に当たるくらい体を倒すことができた。 (また手が!もう言っても無駄ね・・)  最後の仕上げとばかりに体育教師の手が股間に伸び、おま●この秘裂に ぴったりと当たっていた。これまで注意するたびにおま●こを余計に弄ら れてしまっていた美佳は、諦めて黙っていた。 (いつか後悔させてやるんだから!今は良い気になっていればいいわ)  しかし、諦めて油断してしまったことで体育教師が次の行動に移ること を許してしまったのかもしれない。 「よーし、もういいだろう。饗庭、体を起こ・・せ!」 「ひゃぁぁ」  なんと、美佳が抵抗してこないことを良い事に、体育教師は最後の仕上 げと股間に当てていた手で美佳のクリトリス思いっきりつまんできたのだ。  さらに体育教師は、悲鳴を上げて飛び上がった美佳のお尻をピシャリと 叩くと、何事もなかったように。 「これでストレッチは終わりだ、各自登山の準備をするように」  そう言って立ち去って行った。  美佳はいきなりの刺激にイってしまいそうになり、慌ててしゃがみ股間 を手で押さえて、絶頂を押しとどめようと必死になった。 (な・・・なんて教師なの! 男子たちの前でここまでするなんて!)  なんとか興奮を抑える事ができたが、おま●こからは愛液が手で隠せな いほど流れ出ていた。  やっと落ち着いた頃には、すでに体育教師は去ってしまって後であり、 抗議することもできなかった。  恥辱のストレッチが終わった美佳に国語教師が近づいてきた。  美佳は警戒の目を向けるが、そんなことを一向に気にしない様子で国語 教師は小さなバッグを差し出してきた。 「饗庭さんは飲み物を持っていませんよね、汗をかくでしょうから、これ を持って行きなさい」 バッグの中にはペットボトルが入っている、どうやらスポーツドリンクの ようだ。 (たしかに飲み物は必要だわ、それに地図も中に入れられそうね。でもこ のバッグだと体を隠すのは難しいそうだわ)  当然体を隠すことはできない形を選んでおり、大きさもペットボトルを 入れてしまえばほとんどいっぱいになるような大きさだった。(肩掛けで お腹か背中にバッグが来るような形のイメージ) 「ありがとうございます、お借りします。旅館に戻ったらバッグはお返し しますね」 「いえいえ、頑張っている生徒を応援するのは教師の役割ですからね」  美佳が地図をバッグに入れて身につけていると体育教師の声が聞こえて きた。 「ではいよいよ登山を開始するぞ、皆用意はいいか」  ついに登山が開始され、何度も林間学校に参加している体育教師はさす がに登り慣れており、先頭を進んでいた。(教師が先頭じゃないと順位が 付けられないため)  美佳もなんとか付いていこうと体育教師について行っているのだが、そ んな美佳の痴態を見ようと男子生徒が群がっていた。  それも美佳がバランスを崩して胸や股間から手を離すと、「おっ」と声 を上げてくる。結局手で体を隠しながら上ることになり、無駄に体力を使 ってしまっていた。 「きゃっ」  男子たちの視線を気にしていた美佳は足もとが疎かになっており、つま ずいて転んでしまう。そうすると待ってましたとばかりに男子たちが近づ いてきて 「大丈夫か、ほら手伝ってやるよ」 「え、大丈夫よ。あ、腕をつかまないで」  両側から腕を掴んで持ち上げてくる。当然恥部はすべて丸出しになり、 美佳は恥ずかしくてたまらない。 「ここ、土が付いてるぜ、落としてやるよ」  わざわざティッシュで膝についた土を落とす男子まで現れるが、その視 線は美佳のおま●こに固定されていた。 「もう!手を離してってば」  運動していることもあり、美佳の体の興奮は収まってきていたが、何度 もちょっかいを出されれば、またおま●こから愛液がこぼれてしまうかも しれない。  美佳は男子を振りほどいて引き離そうと、今まで以上にペースを上げて 登って行った。  登山道にはいくつか分岐がある。体育教師は見えなくなってしまったが、 地図と時折ちょっかいを掛けてくる男子生徒がいるおかげで道を間違える 事は無かった。  登山道には生徒以外の人もおり、美佳とすれ違えば誰もが驚いた顔をし た。特に男性は皆美佳の体を見ようとしてきた (も・・もう、そんなに見ないでよ、皆えっちなんだから)  登山者に遭うたびに体を隠してやり過ごす美佳だったが、できれば誰に も遭わずに登りたかった。しかしそんな美佳の思いとは裏腹に、どんどん 登山者に遭う頻度が高くなっていた。 (なんだか人が多いわ、この先に何かあるのかしら)  疑問に思った美佳が地図を確認すると、少し先に太い道に合流していた。 単にいくつかの登山口からの道が合流しているから太く書かれているのか と思った美佳だったが、実はその道はただの登山道ではなかった。  美佳が渡された地図では表記が消されていたのだが、一種の観光地にな っていたのだ(以下観光道と表記)。観光道は紅葉が綺麗な木が生えてお り、秋には綺麗な景色が楽しめるようになっている。また道の両脇には軽 食屋や簡単なお土産屋まであり、時期外れでも人が多いのだった。  隠れながら観光道の様子を窺う美佳だったが、こんなに多くの人がいる 場所を全裸で歩くという事を考えるだけで足が竦んでしまった。 (こ・・これは無理だわ・・なんとかここを通らずに頂上へ向かわないと)  地図を確認すると少し戻れば観光道を迂回することができそうだった。 急いでいることもあり、引き返したくはなかったが仕方がなく戻ることに した。  しかし逆走したこともあり、男子生徒達の視線がモロに恥部へ向けられ ている事を意識してしまう。恥ずかしさと焦りのせいか何度地図を見直し ても迂回路が見つからなかった。  それも当然であり、実は迂回路はそもそも存在しないのだ。この偽地図 も美佳を辱めるための罠だった。  走行しているうちに道に迷ってしまい、気が付いたらまた別の観光道の 合流地点に来てしまった。 (もう時間もないし諦めるしかないのね・・でもここから観光道に入るよ りも最初の場所の方が良さそうだわ)  今いる地点は観光道が始まる場所で、最初の観光道合流地点よりも長く 観光道を歩かなくてはならない。諦めて引き返そうとする美佳の耳に子供 達の話し声が聞こえてきた。  振り返ると小学生の集団と引率の先生が近づいてきていた。 嫌な予感を感じた美佳は素早くすれ違おうとしたのだが、やんちゃな小学 生たちが見逃してくれるはずもなく 「おねーちゃん、なんで裸なの?」 「はだかんぼだー」 「おっぱいでけー」  と言いながら美佳の行く先をふさいでしまった。  美佳はなんとか振り払おうとするが、余計に小学生の好奇心を煽ってし まい、足を掴まれて逃げられなくなってしまう。引率の先生は新米といっ た様子の若い男性で、小学生たちを止めずに美佳の体を興奮した様子で見 ていた。 (ちょっと、ぼーっと見てないでこの子たちを止めなさいよ!)  下半身に狙いを定めて手を伸ばしてくる小学生に対して、美佳は秘部を 守ろうと胸から手を離して股間の前後から覆った。 「ねー、手離してよ」 「駄目! もう離してちょうだい、急いでいるのよ」 「いやだもーん、皆、手を掴んじゃおうよ」 「いくよ、そーれ」 「駄目よ、手を離して」  ついに小学生たちが股間を覆う美佳の手を無理やり離してしまった。美 佳の恥部を見た小学生たちはますますエスカレートしてしくのであった。