第7話「恥辱のラジオ体操」(原案:iroさん)


 ぼそぼそ「たしかにおま●こが見えたのは良かったけどさ、タオルを禁 止してたら全裸挨拶だったんだろ、そっちのほうが良かったぜ」  ぼそぼそ「ばっか、そしたら手で隠されちゃうだろ、それよりも一瞬で もいいからもろで見えたほうが良いに決まってる」  ぼそぼそ「お前はもろだったかもしれないけど、俺からはあんまり見え なかったんだよ!」 ぼそぼそ「お前ら全員馬鹿か?なんで副会長にタオルをつけるのを認めた かわかってないのかよ。」  ぼそぼそ「そういうお前はわかってるのか?」  ぼそぼそ「当たり前だろ、この後は何をするか知ってるだろ?」  ぼそぼそ「そうか!! 体操は確か・・」  ぼそぼそ「そう、体育教師や体育委員が皆の前で手本として行う、そし て副会長も一緒に見本でやるんだった」  ぼそぼそ「しかも見ろよ、体育教師が副会長が台の上にいるからってそ のまま上で見本を見せろっていってるぜ」  ぼそぼそ「一段高い位置で体操、これは確実におま●こ見放題だな、想 像するだけで興奮しっぱなしだ」  ぼそぼそ「ああ、ただの全裸だったらそこまではできねーぜ、副会長の 機転が仇になったな」 「美佳、ちょうどいいから手本としてお前はそこで体操しろ、よし、体育 委員音楽をかけろ」 「ちょ、、待ってください。」 (そんな、普通ここは教師が台の上でしょ! なんで私なのよ)  美佳の抗議は届かず、体操の音楽が流れてきてしまう。始まってしまっ ては止めることもできず、そのまま台の上で体操を始める美佳だった。 (・・・さっきの決意を根にもっているんだわ)  降参するなら今のうちだろと言わんばかりの顔を体育教師が見せてきた。  生徒たちの中にも、もういい加減気づけよという顔をしている。音楽を かけた体育委員の女子もクスクスと失笑し、こんな破廉恥な姿を誰も指摘 してくれないことを美佳は理解したのであった。 「ちょっと〜、副会長。手足の曲げのばし!腕だけじゃなく足も曲げのば してよ!」  背伸びの次の体操で両足をくっつけたままの美佳に体育委員の女子から クレームがきた。 「みんなの手本でやってるんだから、いい加減なことしないでよ」 「ご、ごめんなさい」  美佳は諦めて腰を落とし、両足をひし形にし始めた。当然、足を曲げる 運動ではタオルがめくれてしまう。美佳は慌てて足をぴったりと閉じるが、 おま●こが見えてしまわないか気が気ではなかった。  しかも手を膝についているため、胸のほうはガードできず、ピンク色の 頂点がちらちら見えてしまっていた。 (前ばかり気にしてるから、後ろががら空きだな)  体育教師はそんな様子を美佳のすぐ後ろから見ていた。大勢の生徒がい る前ばかり気にしている美佳はすぐ後ろまで迫って凝視している教師に気 がつかず、お尻の間の窄みまでを晒してしまっていた。  次第に真面目な美佳は手を抜くことはなく、しっかりと体を動かしてき た。そのため、1度や2度ではなく、頻繁に乳首やおま●こが生徒達に公開 されていた。 (いくらタオルが短いからって、はっきりと見えたりはしてないはずよ! それに手本なんだからしっかりとやらなくっちゃ・・・、次の体操は確か ・・あ!)  ぼそぼそ「副会長、顔が真っ赤だぜ、恥ずかしいならそっと動けばいい のにな」  ぼそぼそ「まぁ副会長だからな、お、次の体操に気が付いたみたいだぜ、 さすが副会長と言えどあれはできないだろう」  そう、次の体操は前屈と後屈であり、後屈をすれば足を開いた状態で腰 を突き出すような動きをしなければならず、正面からはおま●こが丸見え になってしまうのだ。  美佳は最後まで悩んだが、前屈をしながら (みんなも後屈していれば、だれも私の方は見ていないはず、誰も見てい なくても恥ずかしくない訳じゃないけど・・やらなくちゃ)  後屈をする覚悟を決めた。  美佳は気が付いていなかったが前屈をしている間は、タオルがずりあが り、後ろからは肛門もおま●こも大公開状態だった。胸もタオルが首のほ うへ垂れさがり、乳首がこぼれて揺れているのを男子生徒全員が確認して いた。  ぼそぼそ「おい、大サービス状態だぜ」  ぼそぼそ「ああ、でもこれからが本番だ、俺は注意されようとも絶対見 逃さない」  ぼそぼそ「あったりまえだろうが、おとなしく後屈やってる奴なんて男 じゃないぜ」  どうやら男子達は、真面目に体操などやる気はなく、美佳の股間をガン 見する気のようだ。  そうとは知らずに美佳は、真面目に思いっきり後屈をし、腰を前に突き 出した。 「おおおお、もごっ・・」  おもわず歓声があがったが、すぐに口をふさがれた。男子達は黙って与 えられた光景を楽しんだ。  美佳が前屈を開始する時には、男子は一糸乱れぬ動作で目をそらしてい た。 (ちょっと変な声が聞こえた気もするけど、皆真面目にやっているのね、 私もしっかしとやらないと・・)  見られていると考えてしまうと、恥ずかしさで続けることができなくな ってしまいそうな美佳は、迷いを振り切って体操をやり切ろうと決意した。  しかし、あまりの羞恥で頭がぼーっとしてきていて、周りに目がいかな くなってきていることに美佳は気が付かなかった。  ぼそぼそ「あ、あいつ。まさか・・?」  ぼそぼそ「おいおい、さすがにそれは」  なんと、体育教師が静かに美佳の横に近づいており、美佳が2度目の後 屈をしようとした瞬間、腰のタオルへ手を伸ばしたのだ。  ひらっ! 「おおおお、ぶへっ・・」  もともと緩かったタオルは簡単にはずれ、風に舞い、美佳は正真正銘の 下半身真っ裸をさらしてしまった。しかも後屈中のため、気が付かず、さ っきよりももっと突き出している裸の股間が大勢の生徒へ公開されてしま った。  さらに驚くことに、美佳はタオルがはずれていることに気が付かず、そ のまま体操を続けてしまった。 (タオルばかり意識していると続けられないわ、一旦頭から離さないと)  どうやら、恥ずかしさを意識しないように一心不乱に体操に取り組んだ ことが裏目に出たらしい。  そのまま深呼吸の運動まで進んだところで 「おい美佳、腰のタオルが取れてるぞ」  と体育教師が注意したところでやっと、気が付き、美佳は悲鳴をあげて しゃがみこんだ。  そのまま体操は終了したが、終わった後美佳が「いつからタオルが取れ ていたのか」と聞いたところ、駄目もとで「タオルが取れたのは美佳が気 が付く直前であり、男子は皆タオルの下は見ていない」と言った所、本当 に信じてしまった。  いや、信じようと自分を騙しているような状態と言ったほうが正しいだ ろうか。  そんな時、「さっきの体操、ちゃんとやらなかった生徒がいるな」とい う体育教師の大きな声が響いた。  男子全員が、びくっとし(後屈してなかったから)、いやお前もちゃん とやってなかっただろと突っ込む前に「美佳、最後のはなんだ?今日は挨 拶も酷かったし、昨日に続いて今日も酔っ払ってるのか?」  なんと、あれほど美佳辱めてもまだ続きがあるらしかった。  タオルがはずれたのも、美佳の巻き方に問題があったとし、手本がこん なんでは承知できないと美佳に詰め寄った。  美佳も自分に落ち度があるという意識はあったのか、素直に謝り罰を受 け入れたが、美佳にとってはさらに羞恥の時間が続くことになった。  美佳に与えれられた罰は、もう一度台の上で体操をすることであり、ま たしっかりとやらなければ何度でもやり直させるという物だった。しかも、 見張るため、という建前で男子達が台のすぐ近くで見守っており、普通に 立っているだけでもタオルの下から乳首やおま●こが見えてしまいそうな 状態だった。  そんな中一人で体操を始めた美佳だったが、男子や体育教師がすぐに終 わらせようとなどしてくれず、体操の中盤、美佳が油断している隙に今度 は胸のタオルがはずされてしまった。 (えっ?先生が固く結びなおしたはずなのに..何でこんなに結びが甘い の?3度目もこんな格好で体操をするのなんてぜったいに嫌よ!)  胸が晒されてもなんとか体操を続ける美佳だが、体を動かすたびにぷる んぷるんと揺れる胸を見られるのはとてつもなく恥ずかしかった。  さすがに腰のタオルの方は一度はずれたことで、きっちりと結びなおし ており、ばれないようにはずすのは難しかった。美佳もうすうすおま●こ が覗かれているのは気がついているようで、腰のタオルをめくったくらい じゃ体操を止めそうになかった。  ぼそぼそ「おい、このままじゃ終わっちゃうぜ、もう一度中断させれば もう一回みられるのに」  ぼそぼそ「こうなったら、しかたない、ちょっとわざとらしいけど」 「っわ・・と」  ばたん! 「お前、押すなよなぁ」 「!! あぁ、悪い悪い」 (? ・・・ああ!)  なんと、男子が押されて倒れた振りをしてタオルを無理やり引き剥がし てしまったのだ。男子が取り囲む台の上で一切何も身に着けずに素っ裸で 体操をしているという状況に、頭が真っ白になってしまう美佳。  ただ、呆然となってしまったのが良かったのかもしれない。  何も考えられなくなっていても、体は体操をしなくてはならないという ことを覚えていたのか、全裸のまま最後まで体操をやりきったのだ。  体育教師もケチをつけることはできず、美佳の羞恥体操は2度で終わっ てしまった。  美佳はほっとしてた後、慌てて体を隠してタオルを探したが、なぜかど こにもタオルが見つからなかった。 「ねぇ、私のタオルどこにあるか知らない?」 「え? さっきまでそこに落ちてたんだけど・・無いな。風で飛ばされち まったんじゃないか?」 「そんなわけ・・・」  不思議に思いながらもどこにも見つからず、このまま全裸でいるわけに もいられないため恥部を手で隠して部屋まで走っていく美佳。  旅館の中でなら浴衣の着用が許されているため、早く浴衣を着ていと急 いだのだが、焦りすぎてガードが緩くなっており、並走した男子は、最後 まで手の隙間から見える乳首やおま●こを楽しんだ。  しかし、学年主任の言葉で服を借りることができなくなってしまった美 佳は、これからの林間学校を、ずっと全裸で過ごさなければならないのだ。  しかも調子にのった男子に加え、朝礼でとんでもない痴態をさらしたこ とを面白がった女子までが、なんとか旅館の中でも浴衣を着られないよう に画策していた。  やっと浴衣を着れてホッとしていた美佳に、女子たちがバケツと雑巾を 渡してこう言ってきた。 「美佳、先生から雑巾かけの罰をさせろって言われたから、ちゃっちゃと 廊下拭いちゃって」「えっ?廊下を..」「ほらっ!早くっ」「は、はい」  女子たちが美佳を叱責する声を聞いて男子たちも何事かと集まってくる。 「ほらっ!もっと腰をあげて」「それで拭いてるつもり?」 「ご、ごめんなさい」  浴衣からこぼれて見えるお尻や胸を見て男子たちは歓声をあげた。  痴態を晒しながら、何とか廊下を拭き終えた美佳に、女子たちが廊下に 指を滑らせて「これで拭いたつもり〜。超ホコリだらけなんですけどぉ〜」 「美佳、もう1回拭きなおしね!」と再び廊下拭きをさせてきた。  途中、男子たちに「美佳の廊下拭き何が悪いと思う?」と1人の女子が 美佳の帯に視線を向けながら聞いてきた。男子たちにこう言いなさいと明 からに訴えてる問いであろう。 「何か、帯でホコリを散らしてないか?」「そうかもな」と男子たちが賛 同を始めた。  この後で美佳の浴衣の帯が没収されたのは言うまでもなく、廊下拭きは どんどんと恥部が丸見えになる姿になっていった。  30分後、廊下拭きが終わる頃、バケツの近くには、帯と浴衣が置いてあ り最終的には美佳は全裸での廊下拭きとなってしまったのだ。 「ほらっ!ちゃんと拭かないと、やり直しだからね!」パシィーン! 「腰をもっとあげて!足も開かなきゃ力入らないでしょ!」パシィーン! 「は、はいっ!ごめんなさい」  立場が逆転したことに酔いしれている女子たちが美佳の尻を叩いて叱責 してくる。  美佳は裸になっていることを必死に忘れて、腰を高くあげ、股を大きく 開いた格好で長い廊下を何往復も駆けていく。  4つんばいで走りかける際のおっぱいの激しい揺れが男子たちにはたま らない。  一切恥部を隠すことを許されない廊下拭きに男子たちは女子の嫉妬深さ の怖さを感じた。  ぼそぼそ「女子って、同性には容赦しねーよな。立場が逆転するとこう なるのかよ」  ぼそぼそ「って言うか、廊下拭きは女子の当番だろ?全部、美佳にやら せるつもりだぜ」  どうやら、美佳の浴衣が完全に没収されるのは時間の問題かとしれない と誰もが思いはじめてきたのであった。


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