第2話「恥辱のユニホーム」(挿絵:甘栗さん)


※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。

 スケスケの体操着でバスケの前半戦を終えた美佳。  後半戦まで休憩時間があるので予備の体操着に着替えて透けないように しようと立ち上がったとき..  たまたまコーヒー缶を持っていた女子がぶつかってきて、美佳に向けて 思い切りコーヒーをこぼしてしまった。 「!ごめんなさぁぃ〜。まさか立ち上がるとは思わなかったから..」 「いいのよ。私も急に立ち上がったから..丁度、今から着替え直すとこ だったから」 「よかったぁ〜。けど、本当にごめんなさい。思い切りこぼしてしまって」 「気にしないで♪じゃあ、私着替え直してくるから」  コーヒーを思い切り股間にこぼされてしまった美佳が更衣室の方へ向か った。それと同時にコーヒーをこぼした女子がニヤリとし、男子たちに向 けてピースサインをした。  どうやら、わざと美佳の股間にコーヒーをこぼしたらしい。  一方、更衣室へ入った美佳はコーヒーで駄目になったユニホームの下と 汗でスケスケになったシャツを脱いで着替えることにした。 「!うそぉ..パンティまでコーヒーが染み込んでいるわ。仕方ない.. パンティも交換しなくちゃ..」  パンティを脱ぎ、素っ裸となった美佳が自分のロッカーを開くと何故か 替えのユニホームやパンティが無くなっていた。 「あれっ?何で無いの..またバックから出し忘れたのかしら..最近、 多いのよね..」  この頃、替えの下着や体操着が無くなったと思うと教室に置いてある自 分のバックの中に入ってることが多く、ひょっとしたら出し忘れたのかな と思う美佳だったが、これもトラップの1つだった。  実は女子が更衣室から抜き取って、ばれないように美佳のバックに戻し ていたのだ。 「どうしよ..教室に戻る時間はないし..けど、上はともかくコーヒー で汚れた下は着直すことは出来ないよね..」  そんな時、美佳のロッカーの中に”使ってください”と張り紙があった ブルマが置いてあるのに気づいた。 「えっ?何で私のロッカーにブルマが..誰かの悪戯なのかしら?けど、 見た感じ普通のブルマのようだから、使っても大丈夫よね..」  普通なら怪しすぎて穿くはずはないのだが、美佳はそれを普通に穿いて しまうとこがある。  背に腹はかえられないのは分かるが、あまりにも無防備すぎる選択だ。  それも、このブルマは白色であり肌にむっちりするので明らかにおかし すぎるだろう。  更衣室の外では、この白ブルマの話を女子から聞かされた男子たちが、 「さすがの美佳もそんな怪しさ満点のブルマ穿かないだろ〜」と仕掛けた 女子に呆れ口調で言っていたが..  意外にも更衣室から戻ってきた美佳は例の白ブルマを穿いて帰ってきた。  上はスケスケシャツのままだから、相当エロい格好だ。 「何みんな見てんのよっ。白いブルマなんて珍しくないでしょ!」 (私だって穿きたくて穿いたんじゃないわっ!元のユニフォームはコーヒ ーで汚れちゃったから..上だって代えのシャツが無かったからそのまま で来るしかなかったんだから)  この姿は恥ずかしくないと必死に思い込む美佳であったが、白ブルマを 観察するとあるラインが消えて、新たなすじが浮かびあがってるのが良く わかる。  消えたラインはパンティラインであり、浮かんだすじは美佳のまんスジ である。  そう、パンティもコーヒーで汚れてしまったため、直にブルマを穿くし かなかったのだ。 (白色だからって透けてないんだからっ!)  確かに今は白ブルマは透けてないが、見ている男子たちにとっては鼻血 が出そうな姿であることには間違いない。  おそらく、美佳の今の姿は素っ裸でくるよりずっと良く、男性のエッチ なツボをついたものかも知れない。  ただトラップに関わってない女子にとっては逆に美佳の姿は怒りや妬み を買うものとなり、今すぐにでも注意したいとこであった。  ぼそぼそ「また男子たちの罠にかかってるわよ..何であんなブルマを 素直に穿いちゃうのかしら」  ぼそぼそ「もういい加減誰か忠告しなよ。また裸にされるわよって」  ぼそぼそ「言える訳ないでしょ。あの子、エッチな言葉を言うとすぐキ レちゃうんだから」  ぼそぼそ「って言うより、あんなエロい格好してるじゃないっ!矛盾す ぎだわっ!」  ぼそぼそ「けど本人も結構、恥ずかしがってるんじゃないの?この際、 男子のストレス解消にほっとこーよ。超うけるしぃ〜」  ぼそぼそ「そうね、それも面白そうね。ついでだから、私たちも協力し て男子たちにサービスさせてあげよっか♪」  ぼそぼそ「いいわね〜、エッチが嫌いな鉄の副生徒会長さんにとことん エッチな目にあってもらいますかぁ」  美佳を妬んでいる一部の女子たちが怪しい企みの相談を始める。  そして、ある作戦を決めて女子バスケの後半戦に挑んできたのだ。  そんなことを全く知らない美佳はポイントゲッターとして次々とボール を奪ってシュートを決めていく。  今も、ドリブルをして向かってくる美佳を見て、例の女子たちが合図を 取り合う。  何と美佳が持ってるボールを奪うフリをして、わざとブルマのゴムを思 い切り掴んできた。  当然ながら、一瞬の内にブルマが引きずりおろされ、おま●こを丸出し にされた美佳は足が引っかかって、思い切り転んでしまった。 「ごめんなさいっ!間違えてつかんでしまって..大丈夫?」 「いたたっ..気をつけてよ..」  美佳は丸出しになったおま●こを手で押さえながら、慌ててブルマを穿 いて、その後で男子たちの方へ視線を向けた。 「い・今の見ていた?」大胆にも見たかどうかを確認してしまう美佳。 「いや、見てないけど..」「俺も見てなかったな」「何かあったのか?」 「ううん、何にもないわ..見てないなら別にいいわ」  男子たちの言葉を素直に信じてホッとする美佳だが、どう考えても見て ないはずはないだろう。  本当だったら、綺麗なピンクのびらびらまで見えちゃったよと声を大き くして言いたいとこだった。  この悪戯を仕掛けた女子たちは、男子の言葉をあっさり鵜呑みにする美 佳を見ておかしくてたまらない。  口を押さえて笑う女子たちに、本当に美佳のエロシーンを見逃してしま った男子たちが人差し指を突き出して、アンコールを要求してきた。  ぼそぼそ「うぷぷっ、エロ男子たちが立場をわきまえないでアンコール してきたわよぉ〜」  ぼそぼそ「まったく、こっちはそれなりに苦労してんのよっ」  ぼそぼそ「けど♪もう1回ぐらい、やっても大丈夫じゃない?」  ぼそぼそ「そうね、どんどん点数ばっか取って目立ってるのムカつくか ら、やっちゃかぁ〜」  ぼそぼそ「じゃあ、次は私がやるよ。違う女子がやれば、ただのハプニ ングとしか思わなそうからね〜」  ぼそぼそ「今日は鉄の副生徒会長さんのハレンチショーになりそうね♪」    ニヤニヤした女子たちが次に仕掛けたのはシュートの瞬間であった。  飛んでシュートを決めようとした美佳を阻止しようとブルマをつかんで 下ろしてしまう。  飛んでいる途中で脱がさせたせいか、今度はブルマが足元から脱げてし まい、美佳はおま●こを丸出しにしたままでシュートを決めることになる。  またもや、男子たちにおま●こを見られたが、美佳の見た?という問い かけに男子たちたちがダメもとで見てないと言い切ったら、何と美佳は信 じてしまったのだ。  この状況にますます面白がった女子たちがメンバーを代えて、次々とブ ルマを下ろしにかかった。  そのせいで、トラップ協力者の女子が言った通り、後半戦は美佳のおま ●こ丸出しが多発することになってしまった。  ただ、美佳の方は意外にもこの行為を故意的なものだと気づいておらず、 ただゴムが伸びてしまうことを心配していた。 (何で今日は、こんなに間違えてブルマをつかんでくるのかしら?こんな につかんだらゴムが伸びちゃうじゃないっ)  とりあえず、これ以上ブルマをつかまれないようにするために少し食い 込むぐらいにした美佳だが、これがまた男子たちの思うつぼとなる。  ブルマが食い込んだことにより、恥丘の形が綺麗に浮き出てしまい、そ の中心には見事なマンすじが出来上がっていたからだ。  次々とトラップにハマっていくせいで、女子たちの悪ふざけもひどくな り、ブルマを下ろすだけでは飽き足らず、上着を掴んでおっぱいまで出し たりと恥部を出し晒しまくる試合となった。  ピピィー♪  試合終了の笛の音が響くと、男子たちが盛り上がった股間を押さえて一 斉に退散していった。  どうやら、”夜のおかず”まで我慢できなかったらしく、それぞれいろ んなとこで発散したようだ。  卑猥な悪戯に悪乗りした女子たちも、やりすぎたと思いながらも鉄の副 生徒会長の美佳の淫らな姿に興奮を覚えてしまったらしい。  普段、エッチなことに口うるさい美佳がおっぱいを丸出しで、しかも時 々おま●こまで晒しながら、男子たちの前でプレイをしたことが、悪戯し た女子たちの奥底にあった加虐性欲を引き起こしたのだ。 「あと、もう1試合あるけどぉ〜どうする?」 「次の試合では、もっと晒しちゃおうか〜」 「え〜♪何かそれって超ヤバくない?」 「けど、それってマジ興奮もんよね..」  次の試合でも美佳を辱めようという提案に彼女たちの身体が疼いてきた。  そんな企みがされているとは気づくことない美佳は、悪戯した女子たち のゴムを伸ばしたお詫びに新しい体操着とショーツを用意させてという申 し入れを受けてしまう。 (よかった..これでノーパンでバスケしなくて済んだわ..)  だが、女子たちが用意したのは先週の企画で作った試作ユニホームであ り、その服を美佳に着させようとしてきた。 「ねえ、副生徒会長。せっかくだから、このユニホームも着てみてよ〜」 「かなり大胆だけど、大丈夫だからっ」 「・・・そう?まあ、みんながそういうなら..ところでショーツの他に ブラを用意できないかしら?」 「ブラ?ごめんなさぁーい。いっぱい、予備はあったんだけどぉ〜。大き いサイズのがなかったのぉ〜。副生徒会長、おっぱい大きいからぁ〜」 「・・・そうなの..それなら仕方ないわね..」  こうして、試作ユニホームを着て次の試合をすることになった美佳。

試作ユニホームは通気性を重
視するという理由から従来の
ユニホームを凌ぐ生地の薄さ
となったおり、汗をかかなくて
も透け具合がいい具合になっ
ている。
横はほとんど空いているため
Eカップの横乳やパンティの
脇が丸見えとなっており、今
でもほどけそうな糸が見えて
るとこも男子たちの興奮を高
めていた。
不思議なことに、このユニホ
ームを着てからは女子たちの
悪戯が全くなくなり、美佳は
普通にプレイすることが出来
た。

もちろん、これにも先のこと
を考えての罠の1つとなって
いたらしい。
ピピィィーー♪

 試合終了の笛の音が鳴り、最後まで無事にバスケが出来たことにホッと する美佳だが、プレイに集中出来たせいか服が透けてることを忘れていた。  いや、透けていることは分かっていたが、せっかくの爽快感を男子のエ ッチの言葉で不快にしたくなかったかも知れない。  そして、女子たちも機嫌がいい美佳を見て再び動き出す。 「ねぇ〜、副生徒会長。そのユニホーム結構着心地良かったでしょ?」 「そうね。生地が薄いのを除けば悪くないかも知れないわ」 「そうだ♪それならしばらく、それを着てみてくださいよっ」 「えっ!?でも、それはちょっと..」 「いいじゃないですか。やっぱ何回か着てみないと試着の意味も出ません ですしぃ〜」 「でも、こんな透けてるのを毎回..」 「そんなに透けてないですよ〜。気にしすぎですよ〜」  美佳は何とか断ろうとしていたが、女子の巧みな交渉に負け始め、”も う1回だけなら”と譲ってしまった。  そして、後日数人の女子たちによるこのユニホームの利点の説明を受け ていく内に、自然とずっと着て欲しいという流れになり「こんなの毎回着 れるわけないわ」と美佳が断固拒否したにも関わらず、女子たちの「それ ならユニホームが着れなくなるまで」という譲歩案に押し切られて、承諾 することになった。  それもいつの間にか、下着は中途に透けてユニホームの外観を損なうと いうおかしな理由で下着を着けずに直穿きすることが決定した。  この朗報に大喜びする男子たちだが、これはまだ美佳を辱しめる一環の ひとつでしか過ぎなかったのであった。


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