コスプレのみぞ知る快感 後編(原案:甘栗さん)


「ど・どうしよ..こ、こんな格好で..取り締まれるわけないわ」  どちらが取り締まりされるのか分からない姿で不良のたまり場で行くな んておかしいだろう。 「ううん、姿なんて関係ないわっ!」  たとえ、エッチなコスプレをしていても風紀委員会長であることに代わ らない。いつものように取り締まればいいだけのこと。変な風に見られる けど心さえしっかりしていれば問題ない。 「わ、私は..風紀委員長の..南 佳奈代よ!ああぁぁっ〜」  この姿で名乗ると、全身に快感が走って気持ちいい。こんな破廉恥な格 好で取り締まりなんて自分って何様なんだろうと複雑な気分を味わえるの もたまらない。 (ぁぁっ!よく見たら乳首が見えてるし、おま●この方も..) 「色々見えてるけど、わ、私は..いやあぁんっ!!くぅぅっ!!」  おま●この奥から熱いものがこみ上げてくる。もう快感が止まらない。 (そうだ!淫乱っぽく言ったら、もっとすごいことになっちゃうかも) 「乳首も..おま●こもチラチラ見えるけど..私は風紀委員会長の.. 南 佳奈代なんですっ!ああっ、はひぃぃ」  明らかに快感に酔いしれてる状況だけど、呼吸を整いて行くしかないと、 ついに小屋の前に着いた佳奈代。  運が良いことに外に出てる不良は居らず、窓の方もタバコの煙で真っ白 になっていた。 (ホッ、良かった。そうよね..小屋の中に入らなければ問題ないんだか ら..)  少し落ち着いたせいか、せっかく不良のたまり場に来たのだから、後で 取り締まることが出来るものを掴んでおこうと思った。  窓はきっとタバコの煙を外に出せないから開ける事が出来ないはずだ。  中の様子を少し見てから通り過ぎようと窓をそっと覗く佳奈代。 (えっ?う・うそっ!)  小屋の中を見た佳奈代は驚いた。何と不良たちが数人の女子生徒を連れ 込んで激しいセックスをしていた。いわゆる乱交というものだ。 (これは絶対に後で取り締まりしないと..校内で乱交だなんて!冗談じ ゃないわっ)  だが、佳奈代はしばらく乱交の現場を見続けてしまった。  それも最後の方は身を乗り出して窓に顔や身体を押し付けて見ていたの だ。  おそらく、小屋の窓からは佳奈代の姿がはっきり映っているはずだが、 最後までバレないで済んだらしい。  こうして、不良たちにも見つかることなく教室に無事たどり着いたとき には、佳奈代の身体は淫らに染まりきっていた。  上気した身体、ツンといきり起った乳首の乳房を揉む手と愛液が止め処 もなく滴り落ちる股間に伸びた指の動きは止まらず、両内股は濡れに濡れ て靴下までグッショリになっていた。  もう我慢の限界まできていた佳奈代は恥ずかしい台詞を吐きながら教壇 上で教室を見渡す位置でオナニーを始めた。 「はぁぅ..風紀委員会長の私がこんなとこでオナニーしてるよぉぉ〜〜 でも、おま●こぐちょぐちょなのぉぉ〜。あっ、あぁっ、私のエッチなと こ、もっと見せたいのぉぉ〜。みんな、佳奈代に恥ずかしいことをさせて ぇぇ〜」  この瞬間、佳奈代は自分に淫乱な性癖が潜んでいたことに気づいた。 「はぁはぁ..私にも..こんないやらしい部分があったなんて..私、 きっとエッチなコスプレが好きなのかも..あと、責められるのも求めて るのかも..」  そう、自分がコスプレが大好きなマゾっ娘だった事にこの時に自覚し、 そのまま甘美な気分を味わいながら絶頂を迎えた。 「はぁはぁ..私ったら何とんでもないことを..」  オナニーで思いきりイったせいか、ようやく理性が戻ってきた佳奈代だ った。  この後は何事も無かったかのように体操服に着替えて家に帰ることがで きた。後で考えてみたら、今日はかなり運が良かった。  小屋で見つからなくて本当に良かったと安堵の息をついた。 「さて..後であの乱交現場は取り押さえなくちゃね!アニマンPC研究開 発部の方もさっさと廃部させないと!そうよ、もう2度と、あんないやら しい自分を出すつもりはないわっ!」  いつもの風紀委員会長に戻った佳奈代が後日、取り締まる予定の資料を 作成していくが、この資料が役立つことは永遠に無かった。  *---------------------------------------------------------------  2週間後..某コスプレイベントでアニマンPC研究開発部が参加をした のだが、そこには淫猥なコスプレ姿をした風紀委員会長の佳奈代が立たさ れていた。  股間の方からはヴヴヴと機械音が響いており、何かのリモコンを持った 部員が佳奈代に命令してきた。 「ほらっ、佳奈代!いつまでも感じてないでポーズを取らないと。さっさ と前かがみで元気に微笑みな」 「は・はいぃっ〜、分りましたぁ〜」  佳奈代は言われたとおりにポーズを取った。その際、前かがみ過ぎでお っぱいがポロリしたが、隠す様子は無くカメラの方へ笑顔を見せてきた。 (あん、あぁっ..おっぱいが..)  パシャパシャ・・・パシャパシャ・・・  無数に響くシャッター音れがすごい快感となって襲ってくる。何とオタ クたちのカメラで映されながら、そのまま軽く絶頂する佳奈代だった。 (はぁぅんんっ〜、イっちゃうぅぅ..)  佳奈代の口からは悦びの涎がダラダラと垂れてくる。  いったい、この2週間の間で佳奈代の身に何があったのだろうか?  取締りの資料を完成した翌日、佳奈代は提出前にアニマンPC研究開発部 に生徒会への報告書提出の通知報告と、後の生徒会から発生する呼び出し についてを言いに行くが、その部室で新たなコスプレ衣装数点が持ち込ま れていたのを見つけてしまいそれも没収する事になった。 「また懲りずに衣装を増やしてたなんて!これも全部、没収します!」 「ちょ、ちょっと待って、言い訳をさせてくれぇぇ」 「没収はするけど、聞くだけ聞いてあげるわ」  彼らは、また懸賞に当たったものと苦しい言い訳をしていたが、言うま でもなく女子部員の体型に合わせた懇親の自作品であり、廃部懸案だけで なく、最後になってしまうかもしれないイベント目前にて用意していた全 ての衣装を佳奈代に没収されてしまった。  何も無くなってしまった部室で頭を抱えるアニマンPC研究開発部。 「ちくしょぉぉ〜、あれまで没収されたらイベントに参加できねーじゃん」 「って言うか、俺たち潮時かもな..いつまでもビッチのコスプレ作るの も疲れたし..俺のコスプレはビッチに着させるもんじゃねーんだよ」 「ビッチっていうなぁ〜。そりゃ、ここの女子部員は形だけで..実際は 不良たちの女だけど..そういう女だから喜んで派手なコスプレしてくれ るんだろ?」 「…本当は..コスプレにハマる素敵な女性に着て欲しいのに作ったのが、 今じゃ金集めのためにやってるだけじゃん」 「金無きゃ作れないだろ?ああ、あういうビッチじゃない女どっかいねー かな。俺たちが心底作り甲斐がある女が..」 「いねえよ!とりあえず、イベントは何とか参加しようぜ」「そうだな」  その日遅くまで廃部懸案と間近のイベント対策をどうしようかと居残り、 検討していたその帰りにアニマンPC研究開発部の部員たちはとんでもない 女子を見かけてしまった。 「お、おいっ!あれマジか..」「うおおおぉ〜!すげぇぇ〜」 「馬鹿ッ!声がたけぇよ!ばれちゃうだろうか」  部員たちは見かけたのは風紀委員長の佳奈代であり、何と没収された新 コスプレ衣装で校内を徘徊していた。 「や、やっぱ..通販で試しで買ったものより..あいつらの方がずっと いいわ」  実はストレス発散の為に、通販で買ってみたもの、思ったより興奮しな いことにガックリしてたとこ、新たな衣装を没収して手に入ってしまった ので、着たい衝動に駆られてコスプレしてしまったらしい。 「く、悔しいけど、これだと気持ちよくてたまらないのよね..ぁぁっ」  今まで、いやらしいことを拒否し続けた反動が一気にきてしまったよう であり、コスプレで得られる快感をやめられなくなっていた。  本当は持ち帰って自分の家だけでコスプレすればいいと思い、学校では 絶対にしないと決めていたが、新作のコスプレ衣装を目の前にしてはやる 気持ちを抑えられなくなったようだ。  どうやら、風紀委員会室で没収した全てのコスプレを試着してみたのだ が、少しぐらい外に出てもいいんじゃないのかと思った。  しかし、たった1度の過ちで、ここまでコスプレにはまってしまうのは どうなのだろうか?  これにも理由があり、不良たちが大きく関わっていたのであった。  あの日、乱交現場を目撃した佳奈代は翌日には風紀委員全員を引き連れ て、不良たちのたまり場の小屋にあったものを徹底的に没収した。  そのおかげで不良たちを1週間の謹慎に追い込むことが出来、停学に追 い込むための一歩を踏み出したと言えよう。  ただ没収品のチェックの際に不良たちが持ち込んだコスプレ関係の本を 偶然見つけて、資料作成にと自宅に全て持ち帰った。 「決して変な気持ちで見るわけじゃないわ!あんな淫らなことを2度とし ないための対策を取る為なんだから!」  でも、没収した本は全てコスプレの魅力を引き起こすものばかりで、不 良たちが何の目的で買ったか分からなかった。 「何だろう..見ていくうちに自分でもやってみたいような..」  コスプレのみぞ知る快感がどんどん増していく感じで、没収したままに なっていたコスプレ衣装をもう1回着てみると、もっと他のも着てみたく なり、通販でコスプレ衣装も買ってしまった。 「やっぱコスプレは気持ちいいかもぉ〜。不良たちもしばらく居ないから、 あいつらの廃部はもう少し後でいいか..」  まさか、この独り言をアニマンPC研究開発部の部員たちがこっそり聞い ていたとは知らず、ここから佳奈代はどんどん罠にはまっていく。  翌日、コスプレの元になっている作品を部室に持ち込んでいたので、そ れも全て没収し、家で見始めてしまい、いつの間にかのめりこんでしまっ た。  こうなると、作品と同じシチュエーションでコスプレしたくなり、丁度 いいことにコスプレ元の作品は殆ど、学校が舞台なので、資料にと記録も 残しはじめてしまった。  こんな佳奈代の前に新たな手作りの新作コスプレ衣装を没収させたら、 着てしまうのは仕方ないだろう。  しかも、人前で見せるわけにはいかないけど、どうしても再現してみた いシチュエーションが出来るかもと魔が差してやってしまったのだ。 「破廉恥だけど..こ、このシーン..1度やってみたいと思ったのよね」     ヒロインが悪党に着ているものをボロボロにされて校内を彷徨うシーン。  それは一部着崩し恥部を掘り出したコスプレ姿がピッタシ合い、佳奈代 はしばらくの間、校内を徘徊していた。 (すげー、本当にボロボロの衣装、着てくれたぜ!) (今日も最後までこっそり撮ってやるな)  部員一同で佳奈代の後をつけると、人に見られてしまう可能性も高い校 庭でHな言葉を発しつつオナニーまでし始めた。  同好会部員は鞄にしまっていた衣装写り確認用デジカメを急いで取り出 し、シャッター音をかき消す様にしてその姿を撮り置いた。  さっそくその晩、部員の一人の家に集まり佳奈代対策会議が開かれた。  イベントの件は置いといて、アニマンPC研究開発部の廃部懸案について まだ生徒会に報告が出ておらず、佳奈代の手の内に有る事からここで手を 打てば廃部は免れることができるであろうということ。  それについてどうすればいいか話し合われた  佳奈代が相当コスプレにハマっていると言う事。  発していたその言葉からM気質であるし、いやらしい事も受け入れてく れるはず、そこからアニマンPC研究開発部部員一同の意見がまとまる。  翌日、アニマンPC研究開発部から呼び出される佳奈代。  そこで先日の写真提示と佳奈代のしていた事を問われると、佳奈代の顔 は真っ青になった。 「わ、私を..脅すつもり..そんなものに屈する私じゃないわ」 「もちろん、風紀委員長が屈しないことなんて分かってるさ」 「俺たちにいろいろ協力してくれれば、誰にも言わないぜ」 「結局、脅しでしょ!そういうのは絶対に屈しないから」 「う〜ん、頭固いよな..ここは脅す脅されるじゃなくて、お互いが得す る取引って感じはどうだい?」 「取引って..」 「風紀委員長..いや、佳奈代ちゃんに拒否権があるってことで、拒否す るものは俺たちは絶対に強要しないってことでどう?」 「そ、そんなの全部拒否するわ..それでも構わないってこと?」 「もちろん、それが取引だし、一筆したためてもいいぜ」 「…そ、そこまで言うなら..良いわ」  こうして、佳奈代に取引提案が提示され、その中に廃部懸案についての 取引は一切提示されていなかった。  協力項目としては、マン研でのデッサンモデル、PC作品での実写モデル コスプレ衣装でのイベント参加協力を求められていた。 「こ、これだけで..いいの?」「ああ、これで充分さ、なあみんな」 「ああ、問題ないぜ」「当然、嫌だったら全然断っても文句はいわねーよ」 「わ、わかったわ..」  拒否権があるのならと取引に応じる佳奈代。  脅しに限りなく近い状況で屈辱なのだが、何故か心と身体がドキドキし てたまらない。クズたちを取り締まる充実感より、何かクズたちの言うが ままにされる方が気持ちいい。やはり、自分には相当なM気質があること を佳奈代は実感し、これから起こりうる恥辱の行為に乳房と下半身が疼い てしまうのであった。  さっそく、その日から部員による調教ともいえる日々が始まった。  まずはマン研によるデッサンモデル。最初は制服姿や体操着であったが、 数時間も経たないうちにヌードとオナニー姿の模写までされてしまった。 「あちゃ〜、佳奈代ちゃんがキョヒらないから、俺たち調子に乗っちゃっ たよ」「佳奈代ちゃん、このオナニー絵、破かなくてもいいよな?」 「はぁはぁ..そのまま、完成させて..か、構わないわ..」  翌日には校内各所を恥部を晒したコスプレ姿で模写される。  いつ部員以外の人に見られてしまうかの恐怖と興奮に身体がブルブルと 震える。けれど、佳奈代のおま●こからは愛液がポタポタと垂れ、拒否す る様子が無かった。 「佳奈代ちゃん、少しはキョヒってもいいんだぜ。せっかくの拒否権、意 味ないだろ?」 「酷なこと言うなよ。佳奈代ちゃんの濡れ濡れおま●こ見れば分かるだろ」  文句を言いたい佳奈代だが、マン研の言ってることは正しいし、彼らが 提供するコスプレデッサンは気持ちよくてたまらないのだ。 「明日からは校舎外でデッサンな!俺たちはコスプレは作れないがシチュ エーションの再現なら任せな。ただ、どれもエロいもんだけどな〜」  そして、週末には全裸に近いコスプレで野外をつれまわされることにな った。  PC部においては器具を使った姿を動画で欲しいと要求され、コスプレに バイブやローターなどを仕込んだ形でマン研での行為と同時に撮影された。  アニ研についてはイベントでのコスプレ参加の提案と新たなコスプレ衣 装作成の全裸での全身採寸をされる事に。  あと、没収したコスプレ衣装の手直しとイベント打ち合わせを兼ねて、 彼らを毎日、自宅に呼ぶことになった。 (※自宅へ呼ぶ際、佳奈代は裸エプロンで出迎えていた) 「佳奈代ちゃん、俺たちはあんたをビッチにするつもりは無いから安心し なよ」「……はぁはぁ..どういうこと?」 「イベントでも普通のコスプレやってもらうし、学校でも今まで通りの真 面目な風紀委員長を務めてもらうぜ。ただし俺たちの合図1つでいやらし いこともしてもらうがな」 「はいっ!どんな命令でもします!いえ、させてください!」 「おおっ、佳奈代ちゃん、いい心構えだな。ちょっとイジワルだが、宣言 みたいのしてくれないか」「おおっ、いいね、俺も聞きたい」 「そ、それじゃ、お言葉に甘えて宣言します。私、風紀委員長の南 佳奈 代はアニマンPC研究開発部部員様たちの合図、いえ、パパパンの手拍子が したら、どんな場所でも全裸になることを宣言します。周りに人が居ても パパパンとされたら、自分から服を脱いでマッパになります!」 「おおっ!すげー宣言だ!」「いつかやってもらうぜ!」  もう、身も心も彼らの言いなりになる中、イベントでも普通のコスプレ を要求され、当日コスプレ衣装と仕様下着を渡されたが、会場での主催側 の衣装チェックの後、ブラがこっそり抜き取られた。  パンツも重ね履きの厚手のパンツから透け気味の生地の少ないパンツに 交換に。  しかもコスプレ衣装も一部取り外しが出来る様になっており会場内であ っという間に痴女仕様のエロイ姿にされてしまった。  こんな恥辱なことをされても、佳奈代の元々の資質からか素直に受け入 れられてしまい、今の佳奈代は喜びしか感じ取れなくなっていた。  こうして、たったの2週間ですっかりアニマンPC研究開発部の思うがまま にされてる中、部員の1人がネットで状況を報告していた。  何と、この報告を受け取ったPCは不良たちのたまり場の小屋に置いて あるもので不良たちからこう返信を受け取った。 <やり過ぎた連中だけを停学にしてくれて感謝すると。来週の服装チェッ クでは制服の下に亀甲縛りさせてやろうと>  どうやら、服装チェックの最後に風紀委員会長の服を剥いて【今回の最 大の違反者はバイブを突き刺した亀甲縛りの佳奈代です】と皆の前で報告 させるようだった。 <完>


「コスプレのみぞ知る快感」完