沙智菜の露出譚・拾壱(原案:鋼夜さん)


※ この短編は、通常の1人称視点ではなく3人称視線となっています。

  友達とご飯 <アイデア投稿日:2005-12-03(土)>  友達とご飯を食べに行ったときのこと。  座敷に案内された沙智菜達。  注文をしてから運ばれてくるまで話をしていたのだがだんだんHな会話 になっていく。 「いやぁーん。なんか体があっつくなってきたぁ〜♪」 「脱いじゃえ脱いじゃえ〜^^」友達の一人がはやし立てると、器用に服 の下から下着をとってしまう。 (うわぁー、私より大胆だよ。乳首まるみえだよぉー)などと沙智菜が考 えていると、座敷に誰もいないことをいいことに皆下着を脱いでみせあい っこが始まった。 「スカートも脱いじゃえ〜」と一人が脱ぐと皆脱ぐ。 「ほら沙智菜も!」と脱がされてしまう。  掘りごたつのため普通に見れば何のことはないただのお客さんなのだが、 上に1枚しか着ていないのが現実だ。  しかも一人は完全に乳首が見えてしまっている。  そのうち軟派なイケメンの店員さんが料理を持ってきてくれた。  あまりにも軽い口調で場を盛り上げてくれたので、友達の一人が「ねえ、 お礼に何が欲しい?」と聞いたら「みんなのパンティでOKさ」とふざけ たことを言ったので、友達が皆の下着を集めてマジで軟派なイケメン店員 さんにあげてしまった。下がどんな状況なのかはばれなかったが.. 「下着なんてあげて、だ、大丈夫なの?」 「大丈夫、大丈夫。こっちもふざけてると思ってるから」 「そ、それならいいけど..」  結局、はしたない格好のまま料理を食べていると他の客が座敷に通され た。皆ばれないかとびくびくしながら料理を食べる。  食べ終わり、帰るためにみんなスカートやらズボンやらを何とか上手く はいていると沙智菜のスカートだけなかった! 「え?ちょっと何で?」「てへっ、沙智菜だけスカートもあげちゃった」  さっきの軟派なイケメンの人に下着と一緒に渡してしまったのだ。  皆にそのことを伝えると、「私達が壁になって隠してあげるから。ねっ ?」と言ってきた。  沙智菜の周りに集まりレジまで行く。レジの人にばれないように隠れる 沙智菜。会計が済み店を後にする。  だが、店を出た瞬間悲劇が訪れた。「ごめーん。私こっちだからじゃぁ ね!」「私ちょっと用事が...」などといって散らばって帰っていく皆。  当然壁はいなくなってしまったので公衆の面前で下半身露出をしている。  上にきていたものがすこし長めだったのでしっかり下ろせば何とか隠れ るが、それが逆にエッチな格好になっていることは間違いない。  走って逃げたいのだがなぜかこのときは思うように足が動かなかった。  恥ずかしさのあまりになかなか動けなくなってしまったのだ。  道行く人にじろじろ見られながら家につく沙智菜であった。
  新装開店 <アイデア投稿日:2006-01-10(火)>  新装開店するということでお店にいく沙智菜。  ベンチコートを持って更衣室へ。沙智菜は更衣室でまず全裸になった。  そしてベンチコートを着て、かかっていたハンガーに自分の洋服と下着 をかけた。  服はそのまま更衣室にかけておいたまま、ベンチコートを着たままレジ へ。 「いらっしゃいませー」自分の番になった。 「このコート気に入っちゃって。このまま着ていきたいんですけどぉー」 「わかりました。ただバーコードを読み取るのですこしファスナーを 下げていただけますか?」 (し、しまった)沙智菜はミスを犯した。  ファスナーにタグがついていたのだ。下に来ていないことを隠すため、 一番上までしめていたのだ。  そのまま体を前にもっていってどうぞというのは後ろに並んでいる人 でもおかしいと思われてしまう。  この人にだけなら、後ろの人にばれないように普通にすれば大丈夫。  そう言い聞かせ、沙智菜はファスナーを胸元まで下げ、タグを店員に見 せるようにした。  店員には沙智菜の胸がかなりみえている。下に何も来ていないことをわ かった上で、店員はタグを持ち、もうちょっと下げますねといってファス ナーをおろした。 (こ、この店員さん、私が裸ってことを知ってて、下ろしてるよぉぉ〜) 「ん?どうしましたか?もう少し下ろしたいんけど、いいでしょうか?」 「は、はい..お願いします」  もう裸だとバレてるので、店員さんに身を任せると、ファスナーを下に ひっぱったため、完全に胸がでてしまった。  沙智菜はここで隠すような事をすれば回りにばれてしまうと感じ、その まま胸を露出した状態にした。  バーコードを読み取り、こんどは盗難防止用のインクが入ったケースを 取るといって、裾を指差した。  確かにそんなものがあったような気がする。たくしあげるのは無理だ。  店員はレジからでてきて、沙智菜の前にしゃがみこんだ。  それと同時にファスナーを全開にした。  後ろからはわからないが、前から見たら完全に露出狂と大差ない格好だ。  そのまま店員はケースを専用の工具で外し、ファスナーについてたタグ も取ってくれた。 「一応、こちらの<購入済>の店名タグをコートの裏側につけておきます ね。もし不具合がありましたら、このタグも一緒に持ってきてくださいね」 「は、はい..」(って、そのタグをどこにつけるの?)  何と店員さんは紐がついたタグを器用に沙智菜の乳首にくくりつけた。 「紛失した際の予備として2つ付けてありますので、家に着いたら外して 保管してくださいね」「は、はい..」(ぁぁ..左右の乳首にタグが..)  今、沙智菜の乳首には<購入済>の店名タグがくくりつけてあり、恥ず かしい姿になってしまった。  しかも、店員さんは何かのクリームを取り出して、沙智菜のおま●こに しっかりと塗りつけてきた。  そして、立ち上がるときにファスナーをあげてくれたので、沙智菜自身 がファスナーをあげる必要はなかったのだが、あげていくときにさらにク リームを胸にまで塗りつけた。  そして沙智菜がお金を払い、レシートを受け取るときに、店員がレシー トの裏にペンで何かを書いた。  そのままそのレシートを渡された沙智菜は、ようやくさっき塗られた液 体が何だったのか分かった。 〜愛液ジュクジュクのHなあなたに原液の媚薬プレゼント♪〜   そう媚薬を塗られたのだ。しかも原液。  店をでるまで人にぶつかっただけで何度もイきそうになりながら店をあ とにした沙智菜であった。
  柔道 <アイデア投稿日:2006-02-01(水)>  体育の授業で柔道をしている沙智菜たち。  男子と女子で別れているので、柔道場は女子だけである。  いつも教えている先生が風邪でお休みと言うことで、なんと沙智菜が身 体測定のときに怒らせてしまったあの保健の先生が担当としてきたのだ。  柔道着に着替える際、例のいじめっ子達が悪さをしてきた。  ズボンを隠したのだ。 「あれぇー?新宮さんズボンないよー?どうしたのかな?」 「かえしなさいょ」 「せんせー。新宮さんズボンないそうなんですけどこのままでいいですよ ねー」 「そうねぇ。女子だけだし。いいんじゃない?それより新宮さん、そんな に魅せたいなら下着も取っちゃったら?女子だけだしいいでしょ?」  そういって下着を没収してしまう先生。  パンツもブラもはずされ、本当に上の胴衣を帯で止めているだけになっ てしまった沙智菜。  おしりも下のほうがすこしでているし、歩いただけでおまんこがすぐに 見えてしまうのだ。  そんな状態のまま授業がはじまる。受身の練習や技のかけ方など一通り おわったあと、ひとりずつ試合形式で組みあうことになった。  沙智菜はいじめっ子の一人とあたることになったのだが、最後に試合を することに先生が決めた。皆の試合が終わり、自分の番になったとき、あ るはずのないことが起こった。ドアが開いたのだ。  しかもそこには男子の姿が。  次の時間は男子達がここを使うことになっていた。それを知ったうえで 沙智菜の試合を最後に回したのだ。 「うおーすげーぜ」「そそるなー。もう少しでパンツみえんじゃねー?」 「はいてなかったりしてなー」「まさかなーだけどほんとになにもつけて なかったりしてな」  そこで先生が「ちょっとあなたたち」といってくれたので、沙智菜はて っきりこの場から出してもらえるのかと思っていたのだが・・・ 「見てるんならもう少し静かにしてなさい。」と一言。  ただそれだけだった。  試合開始。互いに相手の胴衣をつかむ。  すると引っ張られたため、前の裾が持ち上がる。離れようと体勢を低く したりすることもできない。おしりを丸出しにしてしまうからだ。  だがこのままだとおま●こが丸見えになってしまう。  それに緩んだ胴衣から肌が見えてしまっている。 「ぉお!下に体操着着てなくねー?」「おい、胸がちょっと見えるぞ!」  そんな声を聞いた沙智菜はあえて体を相手に密着させた。  この状態にはなるべくしたくなかったのだ。むこうの思う壺になってし まう。技をかけられた。背中から落ちる沙智菜。 (決まった。これで試合終了ね)「技あり!」 (え?どういうこと!?)  なんと先生は一本決まったにもかかわらず、そのまま寝技をさせようと しているのだ。当然相手もそのつもりだったのだろう。  技をかける振りをして上に乗っかりながら胴衣をはだけさせていく。  男子と自分との間に相手がいるために自分の格好はばれていない。  そのまま相手は袈裟固めにはいる。その瞬間、帯をはずし、体を乗っけ ながら胴衣をずらし、完全に裸同然にしたのだ。  実際胴衣は完全にはだけ、肩までも露出している。 「一本!」先生がようやく一本を出した。  沙智菜はすぐに起き上がり、胴衣を羽織ろうとした。  すると「やっぱ新宮さんは強いねー」とわざと言い、肩に手を置き、そ のまま胴衣をずり下ろされた。  男子達には背中を向けていたが、何も着ていなかった事がばれてしまっ た沙智菜であった。
  映画研究部 <アイデア投稿日:2006-04-02(日)>  映画研究部の人に代役を頼まれた  なんと今度コンクールに出す作品のヒロインを演じていた子がインフル エンザでダウンしてしまったのだ  沙智菜は自分でよければと承諾する  いくつかのシーンの撮影が終わった次の日のことだったその日は大雨で 撮影はないと思ったのだが、撮影で重要なシーンの1つが撮れるというこ とで、撮影中止にはならなかった。  どうやら、放課後に大雨の中で傘を持って走るというシーンだが、おか しな衣装を渡してきた。 「え?これ水着なんだけど..それも肌色の水着?」 「実は、ここはヒロインがヤケになって全裸になって学校を飛び出すシー ンなんだけど、さすがに裸はまずいから、これで上手く誤魔化そうと」 「肌色の水着で?」 「まあ、遠くから撮るシーンで、この大雨だから水着でも問題ないだろう。 あとは編集の際に何とかするさ」 「そ、そういうことなら..」(ゴクリッ)  つまり、ベランダからカメラを回す中、ヒロイン演じる沙智菜が傘を持 って校門近くまで走り、そこで振り返り「真司のバカヤロー!このまま、 すっぽんぽんで帰ってやるんだからぁぁ〜」と大声で叫ぶ流れだった。  振り返る時は透明な傘を自分の身体を隠すようにするので、大雨の効果 で肌色っぽい感じしか分からないので水着でも問題ないらしい。 「すまんな、水着でも恥ずかしいと思うけど、ここはシーン的に必要なの を分かって欲しい」 「だ、大丈夫ですっ!このシーンは裸じゃないのは理解してます。恥ずか しくても、頑張ります!」 (ほ、本当は..裸で撮りたいんだろうな..いやらしい意味なんて.. きっと無いと思うし..)  とりあえず肌色の水着を着て、昇降口でスタンバイすることになった沙 智菜が周りを見渡した。 「だ、誰も居ないよね..これなら..いけるかも..うん!いける」  何かの決意をした沙智菜は身につけていた肌色の水着を全部外した。  ヒロインと同じ本当の全裸になった沙智菜が合図と同時に思い切って裸 で飛び出すことにした。 「ヨーイーー、スタートォ!!」  沙智菜は全裸で昇降口を飛び出して走り出した。やっぱ恥ずかしいので なるべくカメラの方に傘を向け体が見えないようにしていたのだが、この 行為がいけなかった。  大雨のせいか、突然風が吹きあおられた傘に気を取られた瞬間、思い切 り転んでしまった。  手に傘の感触はない。もうこれで裸で走っていたことがバレたはずだ。 「ヴゥッ、ゲホッ、ゲホ!」口の中にいきなり水が入り、咳込んでしまっ た。 (ここ、水溜まり?)沙智菜は運良く水溜まりの中にいた。だが、傘は自 分の足元に落ちていて、頭の方に無いのですぐには取れない。 (ど、どうしよ..転ぶシーンなんてないのに..)  撮り直しをお願いするにしても、裸なので簡単にはできない。 (けど、カットはしてないよね?撮影が続いてる?)  そんな時だった。雨が一段と強くなる。ここまで強くなれば裸である自 分もはっきりとはみえないだろう。  しかも身体にはあちこち泥がついていて、恥部もそんなに目立っていな い。 (台本と違うけど..もう豪雨なんだから..傘なんて..不自然よね)  大雨から豪雨になってる中、意を決して沙智菜は校門へ走っていく。  そして泥だらけの身体のままで校門近くまで走った沙智菜は堂々と校舎 の方へ振り返った。 「ぐすんっ、ぐすん」大粒の涙を手で拭いながら「真司のバカヤロー!こ のまま、すっぽんぽんで帰ってやるんだからぁぁ〜」と大声で叫んだ。  本当なら、このまま校門から出て、シーンが終わる予定だったが、沙智 菜は風で飛んだ傘をトボトボ裸で取りに言った。  沙智菜なりのアドリブだった。このまま全裸で学校出るのはアウトっぽ いし、やっぱ身を隠すものが少しでもあった方がいいと思ったからだ。 「カットォォォーー!」沙智菜が裸で傘を拾ったとこでシーン終了の声が 響いた。 「これだよ!これっ!!僕はこのシーンが撮りたかったんだよ!!最高だ よ!このシーンは最高すぎるよぉぉぉ〜!!」  翌日、沙智菜は部長や部員からすごく感謝感激された。 「何も指導してなかったけど昨日のは君が考えたんだろ?」 「すごいよ! 最高の演技だったよ」 「豪雨だとシーン撮り直しだと思ったけど、こっちの方が素晴らしいよ」 と賞賛の嵐。  しかも、地元のコンクールでも最優秀賞としてこの映画が受賞し、ロー カルテレビでこの映画を流してくれるということも決定していたようだ。  後日、隣の学校の人たちが帰り道、会話しているのを聞いてしまった。 「あれって、少し乳首見えてたよな?やっぱし全裸ってことか?」 「いや、あの豪雨映像じゃ、一時停止しても判断しにくいぜ。まあ、TV で普通に流してるんだから、問題はないんじゃね?」 「そうだよな..でも、あのヒロインの子、可愛くてエロかったな」 「それは間違いないな」 (ぁぁ..そんなの聞いちゃうと、次の撮影出演依頼、快諾しちゃうよぉ)  実は今度は代役ではない正式な出演をお願いされており、しかも裸OK ということまで受け入れてしまった沙智菜であった。 <完> ※当時、「沙智菜の高校日記。」アイデアショートとして個別で出してま  した。ただ、リンク切れのままお蔵入りになってしまった経緯がありま  したので、元々まとめていたものを誤字脱字だけ直して公開することに  しました。


「沙智菜の露出譚・拾壱(原案:鋼夜さん)」完