7月27日(1拓也に会えた・5ダーク系) ―――やっと…やっと先輩に会えた…… 僕の始めてを捧げたくても、ずっと会えなかった先輩。 こうして女の身体になって……そして毎晩のように先輩のことを思って慰め続けた日々を過ごしてきたせいか、思い描いていたよりも何倍もイケメンに見えてしまう。 「へえ、話を聞いたとき花に言ってんだろうって思ったけど、本当に女になったんだな」 「その……変じゃないですか?」 胸元の大きく開いたキャミソールからは90センチを超えるボクのたわわな乳房が今にもこぼれんばかり。他の男性にまで見られるけれど、先輩を誘惑するためなら……と頑張ってみたけれど、 「ふぁあぁぁぁ……!」 ―――街中なのに、先輩、揉みしだいちゃダメ……あ、ふぁぁぁん……! 周りに人がいるのに、先輩はお構いなしに歩きながら右腕でボクの身体を抱き寄せ、手の平でボクの乳房の重みを感じるように何度も揉みしだいてくる。 「んんっ……!」 恥じらいに頬に熱が灯るのを感じるけれど、二の腕を先輩に寄せ、敏感な乳首をグリグリと押し込まれると、快感と恥ずかしさでボクの子宮がきゅんと啼き、うごめきだした下腹部からグチャッと粘つく音が鳴り響きだす。 そんなボクの反応に気を浴したのか、先輩は巧みな手つきで責め立てていたボクの胸から手を放し、後ろから短いスカートをめくり挙げてきて指先を…… 「んあァ……!」 ―――指が、お尻に、やだ、後ろから、見られちゃう、先輩にいじられてるとこ、見られちゃうゥ……! 「お前、もう尻の穴出まで感じるようになったのか。もしかして、もう誰かに触らせたのか?」 暴れそうになる自分の胸の下で腕を組み、お尻の穴で感じる羞恥に腰を揺すってこらえる僕の耳元。そこへ先輩の残酷で、どこか嬉しそうな言葉が注ぎ込まれる。 「先輩、ぼ、僕は……」 「俺もあんまり時間がないからさ……可愛がってやるよ、この尻穴をタップリと……」 「ちがっ! ボクは、先輩に、はじめてを……!」 そんなボクの懇願に、どこか怖さを感じさせる笑みを浮かべて、先輩は僕をラブホテルへと連れ込んだ―――
「くァああああああああっ! やだ、お尻の穴で、僕、こんなに、くああああああン!」 コンドームに包まれた先輩のペ○スが、卑猥な音を響かせて僕のアヌスを出入りする。 括れたカリ首が肛門の肉をめくり挙げ、膨らみきった亀頭が直腸の奥を突き上げてくるたびに、一度も触ってもらえていない僕のおマ○コからは間欠泉のように熱い愛液が迸ってしまう。 ―――ああ、僕、お尻におチ○チン咥え込んでる。それなのに、変な、気持ち、頭、イっちゃう、トんでっちゃうぅぅぅ!!! 男のままなら嫌悪感しかない肛門の陵辱は、女になった今、相手が相原先輩では激しい絶頂感に未も心も揺さぶられているのに幸福感しか感じられない。 鏡の前で大股を開き、触ってもらえない股間と淫核を自らの手で慰めながら、ケツ穴を締め付ける……締め付けてしまう。 「ああ、こうじの尻の穴、いい具合じゃないか」 「ボクも、僕も気持ちいいですぅ! 気持ちよすぎて、ふあぁあああ―――ッ! イっちゃう、んあッ! アアアアアアアアアアッ――――――!!!」 首を大きく仰け反らせ、直腸の奥を激しく突き上げられる衝撃にガクガク全身を打ち震わせて愛液を噴出する僕……その姿は、先輩の腕に抱かれる最高の初体験をすると思い込んでいた僕の幻想を粉々に打ち砕き、なのに、僕は涎まで垂らして恍惚の笑みを浮かべていた。 「あっ! ああッ! お尻が、壊れひゃ、も、ラメ、イく、尻、も、お知りで、感じひゃうゥゥゥゥ!!!」 絶叫を上げ、イき果てた僕はそのまま床に倒れこんだ。 そんな僕の肌へ精液の入った使用済みのコンドームを叩きつけ、何の言葉もくれずにシャワーを浴びにいってしまった……
「は…ぁ……♪」 ホテルを出るとき、会館で腰が抜けてしまっていたボクは満足に自分の足で歩けなかった。 そんな僕の肩を先輩に支えてもらう。いつまでもそんな先輩の優しさを感じていたいと思っていたけれど……ホテルを一歩出たところで、その幸福は砂の城の様に儚く崩れさった。 「拓也……」 目の前に、片桐先輩がいる。先輩の恋人で……でも先輩は、僕を選んでくれた。愛してくれるのだと、そう勝手に思い込んでいた僕は、 「悪い、遅くなった。少し遊びすぎた」 僕から離れ、ボクの目の前で片桐先輩と抱き合いながら濃密に口付けを交わし始めた。 「んっ……もう、工藤くんが、見て……んんぅ………!」 「いいじゃんか。こうじはもう帰るって。お前も待てないんだろ?」 「バカ……それじゃ工藤くん、拓也を“返して”もわうね」 その言葉に感じたボクの敗北感は計り知れない。それに、僕の処女は結局先輩に捧げていないのだから……ただ、先輩に僕は遊ばれただけなのだと、残酷な事実が胸に深く突き刺さる。 ただ、 「こうじ」 「は、はいっ!」 先輩に名前を呼ばれただけなのに、僕はないはずの尻尾を嬉しさで振りたくる犬のように反応してしまう。 「お前、バージンなんだよな」 「は、はい……そう、です……」 「だったら今度会うときまでに、ちゃんと捨てとけよ。そしたらおマ○コにもハメてやるから」 「せん、ぱ……い?」 そう言葉を残し、片桐先輩とホテルの中へと戻っていった相原先輩。 僕は……どうすればいいか、解らなくなった。
7月27日(4遊びにいく・5ダーク系)
ズッ! ズチュ! グチュッ! ズチャッ! 「あああああっ! 奥が、いっぱい、なにこれ、うあああああっ!」 初めてを奪われた苦痛と、今まで知らなかった快感、そして自分の中でそれらが混ざり合う困惑とで、奥は訳もわからず涙を流していた。 「くあああっ、たまんねぇ! こうじちゃんのおマ○コが、俺のチ○ポをキューッと締め付けてくるぜァ!」 「いやあああっ! やめて、もうイヤぁあああああああっ!」 「いまさらやめれるかよ。こんなにマ○コグシャグシャにしてビクビクさせてよ。お前も気持ちいーんだろ?」 「でも、こんなの、ひどいよォ……!」 「あー、マジでレ○プしてるみてぇ、興奮する、興奮しすぎて、出るわ、お、おおおおおおっ!」 「くぁああああああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
―――この日、僕は最初に声をかけてきた男と初体験しようって覚悟を決めて家を出た。 街に出て、ナンパスポットで暇そうにしていると、5分と経たずに声をかけられた。 そのまま彼の部屋に連れていかれ……5分と経たずに犯された。 三人がかりで。
「膣出しされてイってんの? エロすぎでしょ?」 「………」 求められるがままにキスをされ、汗まみれの身体が離れる。 そしてすぐさま次の男が挿れてきた。 「あああああああっ!!!」 「おマ○コの奥擦っただけで、イっちゃったよ。スゲぇおマ○コだな!」 二人目の男が腰を振って、ボクの子宮の入り口へとペ○スを叩きつけてくる。 三人は既に一巡してるから、これで五回目のSEX。他の二人は休憩中だろうけれど、重たい胸を弾ませ、休むことなく犯され続け、イき続けている僕は、意識を朦朧とさせたままとろけた吐息をこぼす。 だけど男は肉棒を突き立ててきた。そして僕も男に合わせて腰を揺すっていた。 「ああ、嘘、僕の、中に、入ってる……突き刺さってるゥゥゥ!!!」 「おほっ♪ おマ○コ滅茶苦茶ビクビクさせてやがる。こうじちゃん、無理やり犯されてイってんのかよ!」 「わかんない、わかんないぃ! ああ、あはァ、キちゃう、んはァ、ヤァアアアアぁぁぁぁぁ!!!」
汗と精液の臭いが充満した狭い部屋の中で、ボクはぶちゅ、ぶちゅ、と卑猥な音を響かせて三人の男に代わる代わる膣内射精される。 ザーメンまみれの肉簿を唇へ捻じ込まれ、ノドの奥に粘つく白濁液を流し込まれ、オッパイもぬるぬるのベトベトにされて……
「イクイクイクイクイクぅうぅぅぅ♪ ああ、僕、おマ○コ、イっちゃう、おチ○ポでイっちゃうのぉぉぉ!!!」
こうして夜まで犯され続け、やっと僕の最低で最悪の……思い出しただけでもおマ○コの疼く初体験が終わった。 帰り際、まだ興奮の余韻の治まらない身体を持て余していた僕に渡されたのは、小さなメモリーカード。 その中には……彼らがしばらくオカズにするといった「ボクの初体験」が記録されていた―――
(いったん休憩)
|