「よーし、あたしの勝ちぃ! だからその危険なアイテムを全部没収!」
勝ったほうの言う事を聞く……翔に勉強させるべく、そんな約束を飲まされてクラウドファイトで勝負する事になった家庭教師たくや(XC2)。
かろうじてではあるものの勝ちは勝ち。手錠やら首輪やらボンテージやらどうしてこんなのを持っているんだと問い詰めたくなるよう品々をたくやは没収。そしてついに翔に勉強を教えられるようになったのだが……党の本人は負けた腹いせに、まるっきり勉強しようとしなかった。
「いい加減にしなさいよね……さもないと、あたしも非常手段に訴えるわよ!?」
「へ〜、ふ〜ん、ほ〜、非常手段って何だよ。体罰? それとも色仕掛け? 雇われてる身でそんなことしちゃっていいと思ってんの?」
「……そういうこと言うんだ。だったら、二度とそんなことがいえないようにしてあげるわね♪」
米神に青筋立てながらも、意志力を総動員して笑顔でそう言ったたくやは、没収した手錠を使い、抗う隙も与えずに椅子の背に将の両腕を拘束した。
こうなってしまえば、ここからはもうずっとたくやのターンだ。わーぎゃー騒ぐ翔に対して絶対的有利な立場になったたくやは、目の前でスカートをたくし上げて太股を覗かせたり、魅惑のおっぱいを強調したりして年下の少年を誘惑し始める。
「ふふっ……男オンナには興味がないとか強がり言ってたけど、なにをそんなにおっきくしてるのかなぁ?」
賞の顔に胸の膨らみを近づけると、熱を帯び始めた身体から立ち上るオンナの香りが翔を誘惑する。しきりに太股を擦り合わせてもごまかしきれないズボンの膨らみをクスクス笑われると、自尊心の高い翔は歯軋りして悔しがる。
「こ、こんなことしていいと思ってるのかよ! 父さん、もうすぐ帰ってくるからな!」
そう、そしてまさにそのタイミングで翔の父が帰ってくる。……が、たくやも翔を懲らしめるためなら、高慢ちきな鼻っ柱をへし折るためなら、ある程度覚悟を決めていた。
「な、なにをやってるんだ!?」
「ええ、ちょっと大人の授業を……年上の女を怒らせると恐いって教えて上げてたんです」
説明しながら翔の父の首に腕を絡ませるたくや。
そしてそれから三時間、声が筒抜けなのさえ気にせずに、たくやは翔の父の巨根とテクに骨抜きにされるのだった……
「どう、少しは反省した?」
SEXのインターバルにシャワーを浴びて翔の部屋に戻った。バスタオル一枚のその姿を前にして、翔は悔しさを滲ませた泣き顔を向けてきた。
フローリングの床には、我慢しきれずに漏らしてしまったオシッコの水溜り。けれどズボンの正面は前以上にパンパンに膨らんでいて、たくやを貫きたい、犯したいと泣き叫んでいるようでもあった。
「いいわよ。君のお父さんに抱かれたあたしが、翔君の童貞を貰って上げても。た・だ・し……きちんとあたしの言う事を聞けるなら、だけどね♪」