巨大なガムに捕らわれて(挿絵:さばにしきさん)

※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。
【おしゅうちさま 第2話】より抜粋。
ガムを捨てた女子高生に「おしゅうちさま」が怒り、お仕置きしてきたのであった。

「おしゅうちさま」が駅を綺麗にしている中、 一番やっかいなゴミを捨てるものが居た。 それはガムの噛みかすの吐き捨てであり、こ のガムゴミを取る時は一苦労していた。 それなのに1人の女子高生が堂々と駅のホー ムでガムを吐き捨てている。 もちろん「おしゅうちさま」としては、お仕 置きが下すことが即、決まったのであった。 どろんっ〜!「えっ!?」 ガムを吐き捨てた女子高生が一瞬にして大き な白煙の中に包まれる。 そして煙がはれると何と壁に全裸の大の字で 磔されてる彼女の姿があったのだ。 「ちょっとぉぉーー何で裸なのよぉぉぉーーー」 急いで大の字の磔から逃れようとした彼女の 身体に強烈な粘着感がして壁から離れられ ない。 そう、その粘着感とはガムの粘着であって 「おしゅうちさま」の力で巨大な噛みガム が壁にべったりとついていたのだ。 「何でガムが私の身体にぃぃーーー!一体、 どういうことなの?」 何が何だがわからない女子高生が全裸で もがいていると、目の前である不思議な 光景が目に入る。 それは自分が吐き捨てたガムの噛みかす の上に小さな女性型の肌色のゴム人形が 置かれていたのであった。 「うそ..このゴム人形、私と同じ動き をしているの?」 そう、これは「おしゅうちさま」の力で あり、壁に張り付いてるガムの本体は彼女 が吐き捨てたものであったのだ。