恥ずかしいプリクラ(挿絵:さばにしきさん)

※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。
【おしゅうちさま 第9話】より抜粋。
プリクラでセクシーテーマを選んだ女子高生に罠をかける「おしゅうちさま」であった。

今日もプリクラに女子高生たちが立ち寄って、いろんな プリクラを撮って遊んでいたのである。 このプリクラは季節やイベント等のテーマ選択数が多く、 背景の選択や落書きツールも豊富に揃えた女子高生の 人気が高い機種であった。 だが、ここでは選んではいけないテーマが存在するので あり、それはプリクラで定番のセクシーテーマであった。 そんなセクシーテーマを大胆にも選んでしまった女子高生 の2人組がいた。 「ねぇねぇ、例の噂のセクシーテーマで撮ってみようよ」 「やめよーよ。何か酷い目に遭うっていってたよ」 「そんなのでまかせよ。ここのセクシーって結構面白いの あるんだから♪」 「そうね♪噂は噂だもんね」 2人は噂を信じず、セクシーテーマを選んで、次々とツール で加工していったのだ。 「みてみてぇースタンプの中におっぱい発見〜、これを2人 の胸にセットね〜♪」 「ペンツールでおっぱい丸出しナリなど書いちゃったりして」 「ちょっと、この着せ替えツール、スカートを外せるよ」 「すごーい。最先端機能じゃない。パンティも脱げるわ」 着せ替え人形みたいに服を外せることに喜ぶ2人は何と自分 たちの下半身を丸出しにして花やリボンなどを恥部隠しで セットしてしまった。 「これ超うけるぅ〜♪足に矢印で発情中って書いちゃったりして」 「じゃあ、上着をミニにしておへそにもおっぱいに向けて 何か書いちゃおうよぉ〜」 途中から恥じらいを忘れてしまった2人は、結局過激すぎる プリクラを作ってしまい、OKボタンを押してしまったのだ。 OKボタンを押したと同時に強烈なフラッシュが室内で炊かれ、 目がくらくらとなってしまった2人。 過激なプリクラなので早く回収しようと視力が回復しないまま 外に出てシールを出てくるのを待つことにした。 だが、2人が出た途端、周りの反応が何かおかしい。 そう、何と先ほどの光は「おしゅうちさま」の力であり、力を 浴びた2人はいつの間にかプリクラと同じ姿にされていたので あった。