メイド服の罰(挿絵:さばにしきさん)

<「わすれんぼの葉須香」1年の罰より>

※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。
メイド服でご主人様(男子生徒)の接待をする葉須香ちゃん。

コスプレ罰としてメイド服となった葉須香。 あまりにも可愛く似合ってしまったせいか 罰にならならくなり、男子たちもいつもと 違う明るい歓声を出してきた。 「うぉぉー葉須香ちゃん、可愛いっ」 「その姿で「ご主人様」っていってほしい ぜぇぇー」 「俺もその言葉、聞きてぇーー」 「あ・あの..それはちょっと..」 あまりの声援に葉須香もまんざらじゃなく つい男子の要望に応えてしまった。 「ご主人様..これでいいですか」 スカートの両端をつかんで、ちょっとだけ 持ち上げて会釈した葉須香に男子は大いに 感動した。 「葉須香ちゃん、ありがとぉぉーー」 「これでお茶でも汲んでくれたら言うこと ないのになぁ〜」 「馬鹿、それは望みすぎだぜ」 今度はお茶を願望した男子たちに笛地は 軽く咳払いをしてこう言ってきた。 「そういう要望もあるかと思って紅茶セット を用意したぞ。まあティーカップは紙コップ になってしまうがな」 あまりの笛地の用意周到ぶりに少し呆れる 葉須香であった。