バレンタインデー(挿絵:さばにしきさん)

※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。
バレンタインのチョコをお世話になっている人に届ける葉須香ちゃん。
しかし、バレンタインデーはすでに先月に終わっていたのであった。

「あの..これ義理ですが、バレンタイン のチョコです..」 「チョコって言っても葉須香ちゃん、もう 3月なんだけど..」 「まあ、でも葉須香ちゃんらしくていいな♪」 お世話になった男子たちに忘れて遅くなった チョコを配る葉須香ちゃん。 まあ、一応この人にも義理の義理だけど、 チョコを送る葉須香ちゃんであった。 「先生にもチョコです..」 「すまんな、葉須香」 義理チョコが入った紙袋を開ける笛地だが、 とんでもない物が入っていたのだ。 「おい、葉須香。これはチョコじゃなくて ショーツだぞ」 「きゃぁぁぁっ、すいません。それ昨日 買ったショーツでした」 間違えて買ったショーツが入った紙袋を 渡してしまった葉須香ちゃんであった。