「なんで、そんな事をしなくちゃいけないんですか!」
「そんな事と言うのは何かね。それじゃわからんよ。」
「ふざけないでください!!今、突起物で..判を..」
「ああ、乳首のことね。そうだよ。君の乳首で判を
押してくれたまえ。」
「馬鹿言わないで下さい。どこの世界にそんな所で
ハンコなんて..」
「まあ、おかしいのはわかる。だが、君の胸は来週、
視聴者に公開されるんだよ。」
「それが何の関係あるんですか?」
「関係はある。要するに君の意思を確認したいんだよ。」
「意思?」
「そうだ。君はみんなにその胸を晒すんだよ。こんな
とこで晒せないのならとても公衆の前には晒せないな。」
「それは...」
「収録当日に出来ませんじゃ困るんだよ。」
「そんな事はしません!」
「じゃあ、その意気込みを見せないとね。」
「そんな...」
「別に君が胸を出したからって襲いかかるわけじゃないんだよ。」
「・・・・・・・・」
「そう、君がこの契約書をちゃんと理解している事も
含まれているんだがな。」
「・・・・・・わかりました..」
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